幼稚園児の弟と2人でブラック本丸に行きました！肆 (ページ40)

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179話ページ40

や、やったあ！本当に成功した！！！

骨「兄弟、戻ったのか…？」

五「鯰尾兄さん！！！」

鯰「うっ、何か忘れてるような………」

ま、まさか後遺症とか残ってる！？え、ど、どうしよ！！

頭抑えてるってことは頭痛いんだよね！？

『鯰尾様、大丈夫ですか？ど、どこか具合とか悪いですか？』

一気に霊力流したせいとかだったらどうしよっ。

鯰「主………っ！！お、思い出した！！」

え？

鯰「あ、主っ！！俺、ご、ごめんなさいっ！あんな酷いこと言ってっ、本当にごめんなさい…っ」

思い出したって、さっきのこと…？

骨「覚えてるのか？」

鯰「うん…あんな思ってもないことを口が勝手に…っ。主、怪我ないですか？俺、すごい力で押した気が…っ」

『はい、全然平気ですよ？鯰尾様が元に戻って良かったです！！』ﾆｺｯ

さっき言おうとしたセリフ、本心じゃないって言ってくれた。それだけでもう十分だよ。

鯰「～～～主ッ！！！」ｷﾞｭｯ

『わっ、』

普段自分から抱きついてこない鯰尾様が珍しい。

鯰「本当にっ、本当にごめんなさい！！！」ﾎﾟﾛｯ

『鯰尾様…もう、大丈夫ですよ。こんな事にさせてしまい申し訳ございません…』ｷﾞｭｯ

泣きながら謝ってくる鯰尾様を優しく撫でて慰めた。

何で他の本丸が見習いを受け入れないか、今になってやっと分かったよ。

いくら椿さんでも、皆に手を出すのは許さないから。

『ついでにこんのすけもお説教だね…』ｸｽｯ

「「「ﾋﾞｸｯ」」」

こんな大事なことを隠して見習いを受け入れさせるなんて……ね？

五「ﾋｨｨｨｯこ、怖いですっ」

鯰「こんのすけ…ご愁傷さま」←

骨「…自業自得だ」

ーーーーー

こん「ｿﾞｸｯうぅ、何か嫌な予感がしますね…

はっ！まさか他のこんのすけが私のあぶらあげを！！？」

こんのすけは後より、あぶらあげを取られたことよりももっと恐ろしいことに遭うことをまだ知らない←