幼稚園児の弟と2人でブラック本丸に行きました！肆 (ページ20)

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159話ページ20

日向くんたちの時代から帰ってきてから3日。

本丸に戻った時、残ってた刀剣たちが全員泣きながら抱きついてきたから本当にビックリしたよ。

「無事でよかった」「心配した」「寂しかった」と色々言ってくれた皆に、少し申し訳ないなって思った。

それで今日、皆にケーキを作ろうと思うんだ！！

お詫びにって言ったら変だけど、心配してくれてありがとうみたいな？

それと日頃の感謝も込めてね！

『ショートケーキ…あ、チョコケーキもいいかも！』

甘いのが苦手な人はコーヒー味にしよう！

獅「おおー！何かいい香りがするな！主、何作ってんだ？？」

『獅子王様！ふふ、今日は皆さんにケーキを作りたくて！』

本当はサプライズにしたかったんだけど、まあいいか！

獅「ケーキ！？本当か！！？」ｷﾗｷﾗ

『はい！3つ種類あるので、好きなのを1つ選んでくださいね。』ﾆｺｯ

獅「やったあー！ありがとな主！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ふふ、元気だなあ。よし、続きやろう！！

［数時間後］

『で、できた！！』

やばい、これ体力消耗するわ…。でも、結構上手く出来た！！

ケーキを慎重に広間まで運んだ(三往復)

物「主様！」ﾊﾟｧｰ!

『物吉様！こんにちは！』ﾆｺｯ

私を見る度に笑顔で駆け寄ってくる物吉様がいつも可愛いっ。

物「主様！何をしているのですか？」

『実は、皆さんにケーキを作ったんです！今から呼びに行こうと思いまして』

物「わああ！本当だ！とても美味しそうです！！」

へへ、味は保証するよ♪

物「僕が皆さんを呼んできますので、主様は待っててください！」

『え、わ、私も行「待っててください！」あ、はい』

物吉様はニコッと輝かしい笑顔を私に向けて、走っていった。

……何かすごい圧を感じたの私だけ？←

ｽﾊﾟｰﾝ

今「あるじさまー！ケーキつくってくれたのですか！？」

三「さっき獅子王から聞いたが、これは美味そうだな」

燭「主1人で作ったの！？言ってくれれば手伝ったのに…」

『いえ！これは私が皆さんへの日頃の感謝として、作ったものなんで、お手伝いさせる訳にはいきません！』

「「「「感謝…？」」」」

んーなんていうか…

『そ、その…つまりは、これからもたくさんよろしくお願いしますです！！////』

「「「「(俺たちの主マジ天使…)」」」」←