さんじゅーうよーん ページ35
勇「っ....わ！！.......っぁ....っ...」
また、目が覚める
涙でぼやけた視界を必死に晴らし、周りを見渡すと自室で寝ていたことに気が付く
勇「っ....はぁ....はぁ....」
半端じゃないくらいの汗がシャツを濡らしていて、額から、頬までに１つの滴が通った
.
＿＿＿＿＿あれは、夢？
......それとも、今までのことが。夢？
全部、全部？
勇「＿＿＿っ.....」
混乱が頭の中を渦巻いて頭痛がする
その痛さに、思わず顔をしかめた
ｽﾞｷｽﾞｷと擬音語が付きそうな。目眩がするようなその鈍痛は、頭を押さえても消えてはくれない
........そうだ、A。Aは？
時計を見ると時刻は午後2:00をさしていて。外では太陽がこれでもかと日差しを送っていた
だけど、風だけは涼しくて
開け放たれた窓から入ってくる風が。カーテンを踊らせていた
風が体に巻き付いて汗が冷える。そして体温が低下していく。それさえも今は心地よく感じた
何でもいい。何でもいいから頭を冷やしたかった
下をうつむくと汗が髪を通ってﾊﾟﾀﾊﾟﾀと布団に落ちる
それには少しばかり涙も混ざっていた気がした
勇「.......A....」
ぽつり、と呟くと甘い香りが漂ってくる
それと共にやって来るのはﾊﾟﾀﾊﾟﾀという小さめの足音
その音は、生命を感じた
弾かれるようにベッドから飛び降りて香りと音のする方へ足を走らせた
.
ついた先はキッチンで
そこにはドレスエプロンをはためかせながらキッチンで動くAが、いる
貴「あ、起きたんだね勇次郎！おはよう！」
......A
貴「実はねー私でもできるお菓子を見つけてしまって..........って....勇次郎！？汗だく！！」
＿＿＿＿＿A
Aは驚いたような顔でこちらへ駆け寄り。僕の額に触れた
貴「熱は.....ない....ね。きゃっ！？」
勇「......っ.....A」
手全体から伝わってくる、体温
それはAの存在証明をしてくれるには充分すぎて。涙が瞳を濡らす
.
勇「ちゃんと......生きてる.......」
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ゆい - 評価つけました！ところで「操」って読み方は”そう”か“みさお”のどっちですか？w (2018年12月1日 17時) (
レス) id: f8db7797b8 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ、あれに勝るイケメンってもうないと思います(笑)でもそう思って頂けたのなら光栄です(´フ`)ゝ (2018年5月16日 22時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 私も「恋をしよう」聞きましたけど、すごいイケメンでイケボでしたよねー！ソーダさんの作品も負けないくらいイケメンです (2018年5月16日 21時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ....凛さんすみません。お詫び申し上げます(_ _)ﾍﾟｺﾘ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - まきびしさん» ありがとうございます。まきびしさん！！いやぁ.....そんなことないですから....全部私の願望ですし。.......でも『恋をしよう』がイケメンでした！！！ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソーダ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年3月26日 16時
