「暗殺者」から「護る側」へと

第２０話 ページ28

「排除する!!」

「貴方たち!貴方たちは何?!」

２人に問う。

「俺たちはボーダー。近界民を排除する組織だ」

「秀次〜女の子と戦うのか?」

「男か女は関係ない!近界民は全て殺す!!」

そう言うと、刀を持って襲い掛かってきた。

「違う!私はその近界民?･･･じゃない!」

「黙っていろ。お前は俺たちが殺す」

１人の男が牽制して、１人の男が攻撃をする。

普通にうまい。

だが、２,３年やった程度か?

あまりにも隙がありすぎる。

もしかして、あの女の部下か何かか?

私を殺せ、と命令が下されたのか?

だとしたら受けて立とう。

こいつ等なんか、帝具なしでも裁ける。

まず･･･１人つぶそう。

後ろから来た刀を持つ男に足払いをし、転ばす。

「何･･･?!」

「秀次?!」

「動きが単純だし、読みやすい。駄目駄目だね」

槍を持っている男がフォローしようとする。

「貴方たち、私を馬鹿扱いするのなら殺すから」

地に手をつき、回し蹴りで槍の男の顔面を蹴り飛ばした。

第２１話→←第１９話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す