11話 ページ11
放課後、三橋を捜索する片桐たちと別れ
佐々木は友達との約束場へ向かった。
集合場所には、黒いセーラー服のスケバンが2人立っていた。
貴女「お待たせ〜！」
京子「お、遅ぇよー」
成蘭の番長 早川京子と川崎明美。
この2人は佐々木が開久のＮｏ．3ということを知っているが、信じてはいなかった。
開久生と仲良くするなんて到底考えられないが、
佐々木は別だ。
制服以外開久を感じさせないため、Ｎｏ．3だと信じられなかったのだ。
明美「Aって、本当に開久か？」
貴女「本当に開久ですぅ」
京子「開久に見えねぇよな 笑」
貴女「だから これでもＮｏ．3なんだって！」
京子「信じられねぇなぁー 笑笑」
3人が話しながら歩いていると、
路地裏に入っていく開久の姿を見つけた。
そっと追いかけていくと
相良と相良派の下っ端たちが 軟高の生徒を殴っていた。
京子「アイツら…！！」
明美「ちょっ、京子さん？！」
貴女「京子ちゃん 私も一緒に行こうか？」
京子「Aはここにいな」
2人の制止を聞かず、京子は相良たちに向かっていく。
そんな彼女を心配そうに建物の陰から見守る。
どんどん近づいていく京子に気づいていない下っ端たちは
軟高の男子生徒を殴っている。
再び男子生徒に拳が落とされる瞬間…
下っ端1「うっ…！」
京子「ダセェことしてんじゃねぇよ！」
相良「なになにィ? マブイお姉さんじゃんかァ」
京子「弱い者イジメなんてダセェことやってんじゃねえよ」
京子が持っていた雑誌で頬を殴られた下っ端は
地面に倒れこんだ。
次々と下っ端たちを倒していく。
貴女「京子ちゃんって本当に強いんだね」
明美「当たり前だろ！」
京子たちが佐々木のことを信じていないのと同時に
佐々木も京子が強いのを俄かに信じていなかった。
否 正しく言うと
いくら京子や明美であっても開久は倒せないと思っていたのだ。
しかし、目の前で倒れている下っ端たちを見て京子の強さを再確認した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
