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「お待たせ致しました」
神妙な空気が流れていた私と京本さんの間に置かれた2つのグラス
そしてそれに添えられた宮舘さんの優しげな笑み
ありがとうございます、と頭を下げる
ちらりと私のグラスを見ると、白い半透明のカクテル
京本さんのは、透明の炭酸っぽいやつ。あとライムが入ってる
(ちなみに私はお酒はそんなに飲まないから全然わかんない)
「大我はいつものジントニック
そして美しいあなたには、こちらのホワイト・レディを」
「ほ、ほわいと..れでぃ..？」
「ジンベースで、レモンの爽やかな口当たりとその中に甘さのコクを感じることができます
カクテル言葉は『純心』
美しく、清廉潔白なあなたにとてもピッタリだったのでこちらにさせて頂きました」
ではどうぞごゆっくり、と宮舘さんは下がる
宮舘さん、凄いなぁ..
でもあたりまえか、バーのマスターさんがお酒詳しくないわけないもんね
「ところで、カクテル言葉とは」
「花言葉みたいなものだよ。お酒一つ一つにも、意味があるんだよ」
「へぇ..宮舘さん、詳しいんですね」
「カクテル言葉とか、花言葉とか、聞いたらポンポン出てくるよ」
「何か凄く女子感高いですね」
「ほんとね。とりあえず乾杯しようか」
「はい」
グラスを持ち上げて、乾杯をする。カチャンッと小気味がいい音がする
1口のむと、宮舘さんの言った通り爽やかな口当たりでとても飲みやすい
京本さんも1口飲み、小さく笑みを浮かべてからグラスを置き、私に向き直る
「俺ね、今まで人並みにはお付き合いとかさせてもらってきたのよ」
「..？はい」
「でも、みんな半年も経たないでわかれちゃうし
何より『付き合ってから好きになってくれればいい』って言われて付き合い始めて
本当に好きになった試しが全くなくて
その反動からか、恋愛とか全く興味持たなくなってねー」
「はぁ..」
「でも、君は例外」
「え..？」
「こんなに目が離せない子は君が初めてだ」
京本さんはにっこりと笑う
その笑顔の奥に隠れた色っぽさを感じて、私の胸が高鳴る
そしてその後彼の口から放たれた言葉を
私は一生忘れることはないだろう
「恋愛には興味ないけど、Aちゃんには興味がある
というわけで、俺と結婚しようか」
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朔蘭- sakura -(プロフ) - ハルねこさん» ハルねこさんコメありがとうございます！なるほど、そういう手段がありましたか..！天才ですね(｀・ω・´)更新頑張らせていただきます！！ (2019年1月1日 19時) (
レス) id: a12974444f (このIDを非表示/違反報告)
ハルねこ - こんにちは！いつも楽しく読まさせて頂いてます！私は紅白リアタイ、ガキ使録画派です！これからも更新頑張ってください！ (2019年1月1日 17時) (レス) id: f507f19e2b (このIDを非表示/違反報告)
朔蘭- sakura -(プロフ) - 和香(わか)さん» (・Д´･ *)ﾎｫﾎｫ 早くデビューして欲しいわぁ〜。更新頑張るね！ (2019年1月1日 15時) (レス) id: a12974444f (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - 私は紅白派だよ〜！私もカウコン発狂した笑デビューいつかな？更新頑張って！ (2019年1月1日 14時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2018年12月23日 0時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔蘭- sakura - | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2018年12月17日 16時
