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☆
「先輩が受け入れてくれて嬉しいです」
『おかか』
「結婚までしてくれるなんて･･･」
『おかか！！』
「俺の人生設計はそこまで完成してますから」
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完璧ですよ、と真顔で言う恵サンは分かっててボソボソと話し、わざと私に頷かせる内容だけ聞こえるようにしていたのだと気付いた時にはビックリするくらい笑顔な後輩の顔が憎たらしくて仕方がなかった。帰るつもりは更々無いようで私の部屋の台所にいつ持って来たのかも分からない自前のマグカップといつ買ったのかも知らない私用のマグカップにお茶を注いで持って来ていた。･･･ほんともう怖いよこの子。
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「さっきの料理は冷蔵庫入れときますね」
『しゃけ』
「軽く食べます？作りますよ」
『････おかか』
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この子に介抱される未来しか見えない。この子が傍に居たら確実に甘やかされる未来しか見えない。そろそろ本気で無職になる事が視野に入り始めてしまった事が恐怖でしかない。私の横に座って嬉しそうな恵には申し訳ないが独り立ちさせて！！と望んで片付けをしようとすると俺がやりますから、とまた阻止された。･･･職業欄に呪術師とニートって書けそうだよ。恵は逆に呪術師と主夫だね。
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「･･･先輩。肩借りても良いです？」
『おか「絶対変なことしません」
『･･････しゃけ』
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ス○ーカーであれど目の前で私が嫌がる事をした事がないな･･･と思いつつ目の前でなければするこの男の事はこの際もう諦めてしまおうと了承すると、少し照れながら恵は私の肩にもたれかかった。何度も何度も調整して重くないかと聞いてくる恵。重いには重いが少しだけ頭を浮かせているのがバレバレだったので無理矢理頭を押さえて全体重かけさせる形に変えた。
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『ツナマヨ』
「･･ふはっ。先輩はかっこいいですね」
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そういうところも好きです。と言う恵に否定を込めて発した。でもその後に言葉が返ってくることはなかった。沈黙は苦手だから向こうから話してくれるのを待とうと思い黙っていたが一向に口が開くことはなく、むしろ怖くなった私は恵を見ると静かに寝息を立てながら寝ているでは無いか。
まぁ来るまでも来てからも色々あったからなと恵の頭を撫でるとくすぐったそうに笑ってる。可愛い後輩が愛おしくなりつつも��好きです��と面と向かって好意を伝えられることは初めてだったので柄にもなく顔を熱らせて照れてしまったのは私だけの秘密だ。
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sou(プロフ) - 恵くんが可愛い♡♡愛しい♡♡ (2022年2月28日 13時) (
レス) @page23 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 不覚にもが、深くにもになっちゃってますよ……！ (2021年12月31日 2時) (レス) @page34 id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
ありす - 続編楽しみに待ってます！！ (2021年11月8日 13時) (レス) id: 1cf7d7e023 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - 夢主かっこよ！！ (2021年10月28日 7時) (レス) @page44 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 夢主カッケェな……………最高だわwww応援してます！！ (2021年10月26日 9時) (レス) @page44 id: 10782220d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夾
| 作成日時：2021年8月19日 20時
