樋口一葉:失ったものは ページ21
樋口「A!」
樋口はそう叫んで手を伸ばす。
『駄目だよ』
Aは血で染まった笑みを見せる。
『此方は、駄目』
Aの腕が樋口を突き飛ばした。
樋口「何で・・・・・!!」
樋口「!」
ハッとして、目が覚めた。
目覚ましが鳴るよりも早く、まだ薄暗い部屋で寝返りをうつ。
樋口「夢・・・?」
夢にしては、どこか違和感がある。
でも、樋口にAなんて名の知人はいない。
嫌な夢だ。
そう自己完結し、まだ早いがスーツに着替えた。
樋口「おはようございます」
マフィア本部。今朝は首領の呼び出しがあったから直ぐ様そこに向かう。
森「おはよう。早速だけど、今日中に殲滅してほしいものがあってね」
渡された資料に目を通し、用件は以上かと聞く。
森「そうだねぇ・・・・・あ、そうだ樋口君。君は"霧雨君"を知っているかい?」
樋口「いえ・・・それが何か」
森「ああいや、知らないならいいよ」
樋口「・・・では、失礼します」
エリス「リンタロウ、何で覚えてないのかしらね」
森「仕方ないよ。彼女は精神的に病んでしまったからね」
_____一番の親友であり、相棒を忘れてしまうほど。
エリス「Aが可哀想」
森「樋口君も、Aちゃんも、ね」
_____霧雨A。
_____18歳にして樋口一葉の相棒。
_____銃撃戦にて、敵組織を壊滅させるため死亡。
_____樋口一葉
_____霧雨Aの相棒。
_____自分を庇い、目の前で死んだ相棒を見て精神的に病む。
_____幸いにも、日常に支障は無いが霧雨Aに関しての記憶を全て無くしてしまっている。
_____備考、特になし
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黒月夜*(プロフ) - 七海@月と星−−君と幸福な世界さん» 駄作なわけないじゃないですか!!そしてまさかのBlu-rayの予約・・・!? (2019年3月13日 23時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜(プロフ) - コメントありがとうございます!!ゆ、遺言!?死なないでください!!というより、遺言がそれでいいんですか?! (2018年12月13日 22時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
河童系人間。(プロフ) - むり…尊い…すき……(遺言) (2018年12月13日 20時) (レス) id: 66413608c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜(プロフ) - ハニーさん» あ、なんかすみません・・・・・( ・−・) (2018年11月22日 23時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 澁澤さんの童話むり…しんどい…(´Д` ) (2018年11月22日 10時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒月夜 | 作成日時:2018年5月10日 21時