6話 ページ7
「えぇっ！？！知らない！？！」
パイモンが声を張り上げるのも無理はない。
Aの元へ行ったら、衝撃的な事実が知らされたからである。
＿＿ごめん。私、何があったのか知らないの。
曰く、ぐったりと気絶しているAを背負って、西風騎士団に連れてきた男が居るらしい。
その人がアンバーに何があったのか伝えたそうだ。
「私もびっくりしちゃったよ！"プロの演奏家になってくる"って意気込んで璃月に行って数年会ってなかったのにいきなり現れたんだよ！気絶したまま、手から手首にかけて包帯巻いて。
私と同じ元素の神の目があると思ったら、なんか濁ってるし…
このこと、ジンさんも、リサさんですら知らなくて…
あ、ウェンティ！ウェンティは焦ってAの顔を見に来てから、"ボクわかんないっ"て言ってどっかに走ってっちゃった」
そんなもんかな、と肩を落とすアンバー。
旅人とパイモンは、甘雨に聞いた話を勝手に喋ってもいいものか、と迷い、目線を合わせた後、申し訳ないけど何も言わないでおこうと以心伝心させた。
「分かった。ありがとう。A、お大事にね」
「元気出せよ〜！！！」
旅人とパイモンが静かに西風騎士団の部屋の扉を閉じる。
ピースが揃ってきた。何となく、そんな気がした。
＿＿星拾いの崖
「やっほー！久しぶりだね？旅人！パイモン！」
「やっと来た……遅いぞ！吟遊野郎！」
アカツキワイナリー、教会前の広場、酒場、キャッツテールなんかも探してみたが、ウェンティの姿はなく、
風のように何処にいるのか掴めない彼をどうやったら呼び出せるか、と考えた結果、星拾いの崖で酒と大量のリンゴを置いておく、になった旅人とパイモンは確実に疲れていることだろう。
しかし、自分が愛することなら敏感(例:モンド、酒、りんご)なウェンティは料理に引き付けられるパイモンみたく、現れることとなった。
「まぁ、旅人が聞きたいのはAについてなんでしょ？
ほんと、爺さんったら酷いよね？！モンドの天才音楽家をそっちに引き連れてってさ。
最後まで責任取って見といて欲しかったんだけど！」
ぷりぷり、と頬を膨らませながらあざとく怒るウェンティに旅人とパイモンは苦笑い。
「本当だったらぜーんぶ教えてあげたいんだけどさ……生憎、口止め料として璃月の中では上等なお酒貰っちゃったから何も言えないんだよねぇ…
自由の神とは言え、契約の神との契約を破ったら岩食いの刑で僕がカチコチになっちゃう。」
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黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» プロフのとこからボードで一言やって貰えればなて思いま、！！ (8月12日 19時) (
レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - コミュってどこから来ればいいですか？ (8月11日 19時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» えよろしいんですか！？！お願いしたいです、！あまりコメント欄での雑談は好かれないらしいので御手数ですがコミューに来てもらってもよろしいでしょうか、？！ (8月11日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - 私もう黒瀬さんとフレンドになりたいです！ (8月10日 23時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - おにぎりぎ＊さん» 返信遅れてすみません！！！え！フレンド！！いいんですかｯｯ！？(過呼吸)良ければなりたいです！こんな人ですがならせてくださーーっ！ (8月10日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬 | 作成日時：2022年11月24日 17時
