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『か、はっ…っ』


ギム「あはははっ!これで貴方も終わりよ!」


高笑いをしながら逃げるように病室から出ていった。


『最後に…、ジンに、頭撫でて…欲しかった、なぁ。』


目をぎゅっと瞑って痛みに耐えていた。
意識が遠のいている時に私の周りがバタバタとなり始めた。


そして誰かの声が聞こえた。


?「死ぬな!…しっ…りしろっ、!」


(よく聞こえない…誰?ああ、もう駄目だ。意識が…)


そうして完全に意識をなくした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『此処は、どこ?そうか、私死んだのか。』


真っ白な世界。
声を出しても壁がないからか反響がない。


『あーあ、もっとみんなと居たかったなぁ』


自然と涙が溢れてきた。
拭いても拭いても止まらない。


その場に座り込んで大声で泣いた。

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作者名:朔弥 | 作成日時:2019年9月16日 19時

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