黒の組織が好きな女の子が異世界転生した話【名探偵コナン】Part2 (ページ39)

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それからは特に何事もなく時が流れた。
コナンくん達と情報を集めつつ、何処まで情報が漏れているか組織に密告していた。

勿論、コナンくんとは言わず組織の情報を漏らしてる奴に罪を擦り付けといた。

基本的に私が情報を漏らしてた奴を始末してたから意外と簡単に擦り付ける事が出来た。

そして何ヶ月か経ったある日の事。
事態は大きく変化していった。

ある日の昼、私はいつも通り事件に巻き込まれていた。
もう、事件が起こるのは日常茶飯事みたいに感じてた。

コナンくんが考えて推理をしている時に私の携帯に電話がかかってきた。

貴｢はい、もしもし｣

ジ｢俺だ。1週間後取引がある。それに付いてこい｣

貴｢わかりました。誰々居るんですか？｣

ジ｢その辺の詳細は送っておく。見ておけ｣

そう言って切られ、数分後ボスからメールが届いた。

『1週間後、大きな取引を行う。場所はベルツリータワー近くの倉庫。時間は夜の9時。メンバーはジン、ウォッカ、ベルモット、エム、キャンティー、コルンの6名。各自準備と訓練を怠るな。以上』

と書かれていた。

大きな取引とは一体何なのか。
そして私は嫌な予感がしていた。

貴｢気の所為だといいんだけど、｣

そうぼそっと呟いた。

3日後、コナンくんに呼び出された。

そこにはコナンくん、平次くん、安室さん、沖矢さんが居た。

貴｢皆さんお揃いでどうしましたか？｣

コ｢2日後、黒の組織で大きな取引が行われるらしい。｣

平｢大事になるで、これは。｣

沖｢そこを狙って壊滅させます。｣

安｢作戦を説明しますね。｣

コナンくんから作戦を聞いた。
どうやら、今回は安室さんは降谷零として
沖矢さんは赤井秀一として作戦に参加するらしい。

其処で決着を付けようとしてるらしい。

貴｢厳しい戦いになりそうですね。｣

コ｢Aさんはどうする？｣

貴｢少し考えさせてもらってもいいですか｣

それだけ返事をして私は皆より先に帰った。

帰る道中、ずっと考えていた。

昔から大好きで、いざ入ってみると皆の知らない一面が見れてやっぱり大好きだと認識した組織

優しくて色んなことを教えてくれる。
笑ったり泣いたりいろんな思い出が出来た。
この人達を守りたいと思わせてくれたコナンくん達。

貴｢私は一体、どうすればいいのかな、｣

私は結局、取引の前日まで悩んでいた。

そして、決めた。

貴｢私が進む道は…、｣