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『……院長が云ってたの？ それ』
「そうよ。手紙が送りたいから住所教えてって云ったけど、結局教えてくれなかったのよねぇ」
Aは、部屋の入り口で聞いていた太宰達を見て、有泉に向き直った。
『今ウチが居るのは“武装探偵社”って所だよ。あそこの三人と同じ職場で研修中なんだ。手紙を送るならそこに――』
「えぇぇっ！？ あんなカッコイイ人達と一緒なのっ！？ 何それ羨ましいっ！！ と云うか就職したのっ！？」
ガシッとAの腕を掴んで興奮して大きく揺する。
『う、うん……落ち着こうか、ちぃちゃん』
「じゃ、じゃあ！ 手紙と一緒に写真送って！ イケメンのっ！」
『え、何で？』
「おかずにするからっ！」
「「「えっ！？」」」
その発言に、入口に居た三人が大きく反応する。
『？ 何云ってんの、ちぃちゃん。写真は食べれないよ。お腹壊すよ？』
ワケが分からない、とAが呆れて有泉を見る。
「はいは〜いAちゃん。そろそろ行こうか〜」
半ば強制的にAの向きを変えて背中を押す太宰。
『わっ！ 分かった行くよ。それじゃあ、ちぃちゃん！ 偶に遊びに行くから』
「うん、またね！ あと、写真よろしくねっ！」
部屋の外に出て、A以外の三人が肩を落とす。
「……智里さん、怖い」
「強烈な女性だったねぇ……」
「むぅ……」
『え、皆如何したの？』
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夜廻(プロフ) - 続編待ってました！無理しないで、頑張って下さい!!!! (2018年3月25日 18時) (
レス) id: 44c5ec9c50 (このIDを非表示/違反報告)
ノア@情緒不安定(プロフ) - ちぃちゃんの性格が好き。 (2018年3月17日 16時) (レス) id: b6e0dc5b12 (このIDを非表示/違反報告)
高杉アヤ(プロフ) - 何この作者神かよ女神かよ！！(←羨まし過ぎて逆に尊敬してる奴) (2018年2月19日 21時) (レス) id: bdc5f38589 (このIDを非表示/違反報告)
sakaruma1031(プロフ) - とても、面白いです。続きが気になります！ (2018年2月18日 11時) (レス) id: 7de756cf73 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - やつがれえええええ！良くやった！ひぐっちゃんおめでとう！ (2018年2月7日 19時) (レス) id: 71a49373db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2018年1月19日 23時
