寮生活 ページ24
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学長との面談が終わり、寮へと案内された。
「お〜、広い広い！」
「2、3年は今出払ってるけど、ま、すぐに会えると思うよ。人数少ないし。Aはこの隣ね」
『私もこの寮使って良いんですか？』
「空き部屋あるし、許可も取ったから、好きに使って良いよ。中学へはちょっと遠いけど」
『ありがとうございます！』
私は隣の部屋へと向かう。
間取りは兄と同じ。
荷物の段ボールを広げて、一番に写真を出して机の上に置く。
私と兄、祖父が三人写っている写真だ。
『お爺ちゃん、お兄ちゃん呪術の学校に入学したよ』
これから先、兄は大変な道のりを進む事になるだろう。
不安が募るが、決して逃げる様な真似はしない。
――生き様で後悔はしたくない！
兄の言葉を聞いて、私は嬉しくなった。
ならば自分も、精一杯やれることをやり、全力で兄をサポートする。
軽く荷解きをしてから部屋を出ると、丁度兄と五条先生が部屋から出て来るところだった。
すると、その先の部屋のドアも開いて人が出て来た。
「げっ、隣かよ」
「おっ！ 伏黒っ！ 今度こそ元気そうだなっ！」
部屋着姿の伏黒さんは不機嫌な表情で、五月蝿く元気な兄を見た。
「空室なんていくらでもあったでしょ」
「だって賑やかな方が良いでしょ？ 良かれと思って――」
「授業と任務で十分です。ありがた迷惑」
「おぉ〜ちゃんとしてるっ！」
「だから、迷惑だっつうの！」
「あいいっ」
ドアに挟まる兄を横目に、私は伏黒さんへ近付いた。
『伏黒さん、もう体は大丈なんですか？』
「あぁ、問題な……何だその人形」
近付いて尋ね得ると、凄い目で私が抱えているパンダを凝視した。
『あ、これは学長先生からお借りしてて、呪力を貯めておくものです』
「あぁ、そうか……(何でブラしてんだ)」
「まっいいっしょ！ それより明日はお出掛けだよ！」
五条先生は手を叩いてそう言った。
「3人目の1年生を迎えに行きます！」
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ムスビ - これからもアニメが完結するまで妹も頑張るを見ていきたいです更新頑張ってください応援しています (2021年3月11日 18時) (
レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
影の黒猫 - 一つ目の白猫…?もしかして芥見先生？ (2021年2月28日 12時) (レス) id: 10484fbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - ネコぱふぇさん» 細長い白猫の人形、、、一つ目、、、作者、、、うっ頭が！！ (2021年1月29日 16時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - さゆしゅんさん» コメントありがとうございます。応援ありがとうございます。今後ともよろしく！ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(プロフ) - うひょー！！最高過ぎですっ！//// 更新頑張って下さい！応援しています！ (2021年1月17日 1時) (レス) id: fbdec2ab15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2020年12月28日 0時
