【呪術廻戦】イカれてんな呪術師！

先輩を敬え！ ページ2

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『庵先輩からの連絡が途絶えた？』



「二日も音沙汰無しだ。冥も一緒に行ったんだが同じく連絡がない」





夜蛾先生から話が来て、須田達２年生は現場へと向かった。





「俺先に行くわ」



「あっ！ ちょっと五条君っ！？」



「帳は俺がおろしとくから！」





そう言って一足先に五条は飛び出して行った。





『あれどう思います？ 夏油氏』



「まぁ良いんじゃないかな、誠一氏。やる気があって」



「お前等何そのキャラ、キモイんだけど」










五条の跡に続いて走って行けば、古い洋館が崩れ落ちるのが遠目でも見えた。





『また派手にやりやがって』





瓦礫に歌姫が見えた。





「助けにきたよ〜歌姫。泣いてる？」



「泣いてねぇよっ！ 敬語っ！」



「泣いたら慰めてくれるのかな？ 是非お願いしたいね」



「冥さんは泣かないでしょ、強いもん」



「フフッ、そう？」





和やかに話し始める五条に歌姫がギリギリと歯軋りをしながらイラついた。





「五条っ！ 私はね、助けなんて――」





その時、歌姫の背後、瓦礫の中から呪霊が出て来た。

それに気付く前に、その呪霊は下から出て来た呪霊に飲み込まれて行った。





「飲み込むなよ。後で取り込む」





指示を出したのは呪霊の飼い主、夏油だった。





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