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考えは変わらない ページ16

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それから数日後。

俺を監視する呪霊は消えることなく当たり前の様に居た。

四六時中見られていることに、最近キレそうになった。





そんな日常を送っていたある日の放課後。





「お前ホントに高校生だったんだな」



『帰れ今すぐに』





校門を抜けて学校から程良く離れたところで五条が立っていた。

開口一番そんな言葉を投げられたので、俺は彼の横を通り過ぎた。





「待てよ、話くらい聞けって」



『俺はお前らと話すことなんてねぇよとっとと帰れ』





五条は長い脚を伸ばしてすぐに俺の隣に並んだ。





『あぁ、帰るならこれ返しといて』



「帰らねぇよ……何だこれ?」





俺は胸ポケットに入っていたくしゃくしゃの夏油の名刺を投げ渡した。





「うわっ彼奴こんなの渡してたのかよ」



『俺の友達使ってセールスすんなって伝言もよろしく。あと俺を監視してるカタツムリと蝙蝠の呪霊どうにかしろ』



「……うわっ居る。それについては俺もドン引きだけど……お前ってさ、自分の婆さんの話聞かねぇの」



『興味ねぇよ。それに、生前ばーちゃんが話さなかったことを他人から聞く気もねぇ』





孫にも話さなかった呪術師の話。

どうして辞めてしまったのか。

何に嫌気が差したのか。

当然、疑問は小さい頃に色々浮かんだ。

だが、それを決して話そうとしなかった祖母。

自分の身を守る術のみ教えて、それ以上関わらせない様にしていた。

同じ道を歩かせたくなかったのかもしれない。





『例えばーちゃんの話を聞いて、事情を知っても俺は呪術師になるつもりはない』





そう断言すると、五条はその場に立ち止まった。





「俺は別にお前に無理して呪術師になれって言わねぇよ。雑魚がなったってすぐ死ぬだけだ」





雑魚とか言いやがった此奴。

まぁ否定しないけど。





「でも傑は、マジでお前のこと心配して言ったんだ。それだけは覚えとけ」





五条の言葉に俺は振り返ったが、そこにはもう五条は居なかった。





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腐男子 - あんまりわかんないですけど五伏コンビが見たいっす。 (2022年1月21日 18時) (レス) id: af98c525c3 (このIDを非表示/違反報告)
家具が高い - パパ黒と絡むのは新鮮!面白かったですー! (2022年1月10日 17時) (レス) @page50 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - REBORN!ヲタクは今日も尊死するさん» ご指摘ありがとうございます! 夏油なら言いかねないけどここは間違いですね! 訂正して置きます。 (2021年12月5日 0時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
REBORN!ヲタクは今日も尊死する - 37話で夏油の「行ってらっしゃい」が「行ってらっちゃい」になってましたよ?ワザとでしたらすみませんッッ! (2021年12月4日 23時) (レス) @page37 id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - リクエスト!!体調不要で吐きそうで吐けなくて困って時に、夏油に見つかって夏油の指喉に突っ込まれて[ごめんね]とか言われながら吐く感じのを見たいっす!! (2021年11月16日 19時) (レス) @page45 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2021年9月19日 17時

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