【d!】自称未来人幹部ちゃんは今日も帰れないようです！

よん！ ページ4

gr「俺は今年で29になる」
ut「…えっ普通答える？？」

『…………』


またしてもグルッペンを見る女の子の表情が固まる。

でも、すぐに床に正座した。敵意がないとわかるように、ゆっくりとした動きで。
そして、そのまま………………土下座した。


『申し訳ございませんでした…！！』



◆◆◆



状況を説明してもらうために、手首のみを拘束して、持ってる武器は全て回収した。


その際、女の子……Aは全部正直に、武器を仕込んでいる場所を教えてくれた。


……にしても、普段からナイフ10本に投げ針20本、銃を2丁も服の中に仕込んでるなんて……。

一体どういう日常を送ってるんだろう？





gr「まず初めに、お前の名前はAで間違いないな？」
『はい』

gr「お前は何者だ？」
『……およそ40年後ほどの未来から来ました。我々国軍の幹部を務めさせていただいています。』


「「「……………。」」」



これまた突拍子もないことを言い出す子だなぁ…。

未来から来た、かぁ………こんなこと言いたくはないけど、信じられないね。





gr「……それが本当だったとして………なぜ、ここにやってきた？」
『目的、というほどのものはありませんでした。
ただ、くられ先生による好奇心の探究としか…』


ut「………未来や過去にこだわりはなさそうやけど、先生ならタイムマシンとか作りそう…」

……確かに。



kr「……うん、そうだね。確かに作る過程も楽しそうだけど、それが成功するというなら是非とも遠い過去まで時空旅行をしてみたいな！」

『過去の時代でしかできないような研究をしてみたいとおっしゃっていました。』
ut「うわっ、言いそう〜〜〜！」









gr「ふむ、では………君が未来から来たという証明はできるかね？」

ごぉ！→←さん！

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