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岩本side
花束を貰ってFireStormを歌ってる時から
なんだか様子が変だと思ってた
あぁ、緊張してるんだろうなって
それは裏に戻ってからもずっと続いてて
目の前のふたりを見れば一目瞭然だった
目黒「 A 」
「 んー？」
目黒「 めっちゃ抱きつかれてた 」
「 仲良いからねぇ 」
目黒「 ラウールめっちゃ嫉妬してたよ 」
「 後ろから抱きつかれたよ、前後に華って感じ」
目黒「 ふははっ！何それウケる 」
「 羨ましいだろ〜 」
目黒「 何話してたの？」
「 これからも可愛がってって言われた 」
目黒「 何だそれ 」
「 深田らしいよね 」
目黒も気付いてたんだな、きっと
目黒「 っしゃ、後半もがんばろ 」
「 …がんばろ、っ 」
岩本「 …っ目黒、！」
突然目黒の腕を掴んで傾いたAの体
苦しそうな声と不自然な肩の動きから
過呼吸起こしそうなのはすぐにわかったんだけど
目黒「 Aわかる？大丈夫？」
「 …っ、うん、」
岩本「 目黒準備行きな 」
目黒「 すいません。A、大丈夫だからな 」
そう言って走ってく目黒と入れ替わりで
俺らの様子に気付いたのかふっかが来た
深澤「 あらら、Aどうしたー？ 」
「 …っ、ごめん、なんか、」
深澤「 …うん、分からなくなっちゃったね。大丈夫だよ焦らなくて。…少し移動しよっか、」
岩本「 動くよ？」
「 (頷く) 」
昨日、錦戸くんにデビューが決まった事を伝えたA
返ってきた言葉はおめでとうだけではなかった
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作者名：くろみちゃん | 作成日時：2021年2月1日 0時
