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及川さんが回収されてから数十分後。


俺は、ある重大な事に気付いた。






「木兎さんが……………空気…………」


「………あー木兎さんなら玄関でまだ死んでるよ。」




…………何故に?




俺が首を傾げていると、黒尾さんが笑いながら言った。









「木兎な、美紀ちゃんにまた怒られたんだよ。しかも電話で。」


「あぁ……………また何かしたんですか。」


「家の鍵の閉め忘れ」




……それは流石にフォロー出来ない。


………あ、美紀さんとは梟谷の元マネージャーの、そばかすが特徴な方ですよ。


実は結婚5年目な木兎さんです。


子供も居ます。4歳の男の子。




木兎さんに似て、とても面倒くさ…………やんちゃな子です。








……………ま、どうせすぐ立ち直るだろうし、放って置こう。









「木兎放っとかれるの多いなー」




「仕方ないですよ。放って置かないと後々面倒くさい事になるんですから。」




「まあそうだよな」

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作者名:*フィラ* x他2人 | 作成日時:2015年2月17日 20時

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