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歳上だよ ページ17






▽茶川side




それから程なくして、雨が止んだようで帰り支度を始める。
緑間君は高尾君をばっちりシゴいたようで、まるで生気がない。
それと火神君と私が本当にあの量を完食しきったことに驚いている。


まぁ初めて見る人は信じがたいよな。
黄瀬君には、火神っちとセンパイの胃袋はブラックホールかなんかっすか!?とまで言われる始末。…いや別にいいけどさ。


仮にも食べきったのは女性だということを忘れないで頂きたい。
カミングアウトするのがちょっと楽しみだ。



「あーマジ食った。」

「火神。一つ忠告してやるのだよ。」



緑間君もそろそろこの店を出るようで、ガタリと席を立ちながら最後に声をかけてきた。
忠告、そのワードに耳を傾ける。



「東京にいるキセキの世代は二人。
オレともう一人は青峰大輝という男だ。決勝リーグであたるだろう。」

『……』



…あぁ、とうとう“新鋭の暴君”ご登場ってやつですか。
ふと黒子君の方を見れば、静かに緑間君の言葉を受け止めているようだった。



「火神、その男はお前と同種の選手だ。」

「!」




かつて、実際に戦っている相手だからこそ、さらに強く感じるのだろう。




「はぁ?よく分かんねーけど…とりあえずそいつも相当強ぇんだろ?」

「……強いです。…ただあの人のバスケは…好きじゃないです。」

「あれ、元タッグじゃ…」←

「過去は過去、今は今です」←



元チームメイトが言うと、さらに重く感じる。
きっとあの日を境に、変わってしまったのだろう。

彼も、彼を取り巻く周りの人間さえも。

〃→←〃



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アイスクリーム(プロフ) - はじめまして。この作品すごく楽しく読ませてもらいました。無理のないように更新を頑張ってください。茶川さんと虹村さんが仲がいいところがかなり好きです。応援してます。 (2020年5月3日 1時) (レス) id: 88f513c2be (このIDを非表示/違反報告)
十夜 - 私は中でも茶川ちゃん推しだからだと思うけどそろそろバスケでも活躍して欲しかったり(( (2019年7月16日 2時) (レス) id: c029fe2fa8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 小冬さん» ありがとうございます!完結までは時間がかかりますが、付き合ってくれると幸いです! (2019年7月6日 8時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
小冬 - とても面白かったです!!初めから最後まで夢中になって読みました。これからの先が、とてもおもしろそうです!!楽しみにしています。頑張ってください! (2019年6月29日 14時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 十夜さん» イチャつく…考えてみますね← (2019年4月30日 8時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作者ホームページ:  
作成日時:2017年5月14日 11時

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