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優side


リコ「…ええい、うるさいわね!土田君なんかリバウンドが得意よ!!小金井君とセットでいれば向かうところ敵なしってわけよ。分かるか一年共!!」


火神「なんかすっげーこじつけっぽいけど!?」


「……ハァ」(やれやれ……)


ギャーギャーと叫ぶ後輩たちとリコさん。
そんな皆の様子を見ながら、ため息をついた。



______


「……(チラッ」


りんちゃんの持つスコアボードに見やる。


現在【(誠凛)49-54(正邦)】


うーむ、まずまずと言ったところでしょうか。



鈴村といえば……チラッ


「あ!?小金井先輩!?;」
小金井「よく見とけ鈴村!ここは先輩の俺が取る!」


弾かれたボールがコート外に出そうになった…ので、正邦側の選手が諦めて走る速度を緩める中、鈴村が持ち前の足で、その横を猛ダッシュ……かと思ったら。




更にその横を彼…小金井先輩が風が起こる勢いで走り抜け…ボールをコートのほうへ放り投げた。



…のは良かったのだが。






小金井「とお!はっ!ん!?」


「……あ」←




体制を崩し、こちらに転がりそうなほどの勢いで向かってくる小金井さん。



『優ちゃん!?;』


りんちゃんの慌てた声が聞こえるが
何だか反応が遅れて足が動かない。





……え、やばくね?←







小金井「んぎゃー!!」






____ガシャーン!!




次の瞬間には


そこらにあったタオルやら、ドリンクが散らばっていた。




……が、しかし。



いつまでたっても、ぶつかった衝撃や痛みも来ない。




代わりに


何かその……


男子特有のあの硬さが←おい






「……?」



反射的に、瞑っていた目をそっと開ける…と。







火神「だだ大丈夫かよ!?です!」


「……大丈夫ですよ」(あぁ、火神君でしたか)





心配そうに、僕を見つめる彼がいた。


うわー、やっちゃったよ←

〃→←〃



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藍斗 - おもしろかったです! 更新頑張ってください 応援してます! (2016年9月10日 11時) (レス) id: 74bee11643 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年6月4日 10時

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