18 ページ19
・
Aちゃんの部屋に取り残された俺
よく考えるとここまで入ったの初めてじゃね？
部屋はスッキリと片付いていて俺の部屋とは大違い
壁には随分昔のポスターから最近のまで
全部揃っていて丁寧に貼られている
他にも当時しか手に入らない限定物も沢山ある
(こんなに昔から応援してくれてたのか)
あ、言っとくけど勝手に物色したんじゃないよ
座って見える範囲を見てるだけだから
「ありがとうね」
ベッドで眠るAちゃんの手を握って
寝顔を見つめていた
・
「んん･･･」
体が痛てぇ･･･
あのまま突っ伏して寝ちゃったのか
冷えピタをはがして手を当ててみると
まだ少し熱いけどましにはなったかな
もう一度貼り直すと冷たかったのか少し身じろいだ
起きてしまったのかと思ったけど
『お兄ちゃん･･･』
口走ったのは��お兄ちゃん��って言葉
「･･･俺は？」
俺の名前は呼んでくれないの？
なんだか無性に悔しくて問いかけるけど返事はない
「はぁ･･･」
気分が晴れないまま仕事へ向かった
・
「翔さん暗いね」
楽屋に入って来た松潤に言われた
「あれ、なんか空気淀んでる？」
相葉くんにも言われ
「顔しんでますよ」
ニノに指摘され
「起きてる？」
智くんに起きてるかどうか聞かれた
普段通りに接してたつもりなのに･･･
俺ってそんなに顔に出るのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 687人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リス(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます！続きは近々アップするのでもう暫くお待ち下さい (2019年5月12日 11時) (
レス) id: f3ab4dd572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします待ってます (2019年5月11日 11時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リス | 作成日時：2019年4月27日 18時
