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(・・・んだよそれ)




いるかどうかもわからない人物にイラッときた



そんな気持ちのまま眠れるはずもなく



腕の中で気持ち良さそうに眠るAちゃんを

そっと離し俺はリビングに移動した



なんだか酒を飲みたい気分だけど


明日は雑誌の撮影だからむくみたくない



その日は無理やり目を閉じてソファに横になった











「・・・ねみぃ」



全然寝れなかったよ



とりあえずシャキッとする為に顔を洗ったりしてから

日課になってる新聞を読んでると



ガチャッ!



勢いよく開かれた扉に少しビックリしつつ




「あ、おはよう」




平常心を装いながら声をかけた




『お、はようございます・・・』




なんで?と言いたげに俺の顔をすごい見てる




『あの、』


「ごめんね昨日は」




何か言おうとした彼女を遮って




「俺、連絡する暇もなくて」


『いえ・・・』


「収録終わってメール見て直ぐに向かったら

まゆちゃん酔って寝ちゃってて

起きないから俺の家に連れてきたんだ」




一気に昨日の事を話した


勝手に連れて来て怒るかなと思ったけど

そんな素振りは一切なくて逆に感謝された



信頼・・・されてるんだろうけど

これは男として見られてないってことだろうか


モヤモヤ考えそうになったから




「ごめんねお腹空いてない?」




話を逸らすために聞くと




『あ、だいじょ』


グゥーーー


『・・・・・・』


「空いてるね(笑)」


『すみません何かいただいても・・・』


「うーん食材あったかな」




ご飯の話をしたくせに冷蔵庫を除くと




(こんだけかよ・・・)



「卵とパンしかない・・・あとお酒とキムチ」




どんだけ自炊しないんだってね


キムチとか酒のつまみじゃねぇか

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リス(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます!続きは近々アップするのでもう暫くお待ち下さい (2019年5月12日 11時) (レス) id: f3ab4dd572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします待ってます (2019年5月11日 11時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リス | 作成日時:2019年4月27日 18時

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