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九話 歌姫side ページ10

歌姫side

任務でボロいアパートに来た。

ドアが開いてる一番手前の部屋から小さな女の子が出てきてぶつかった。

普通じゃない、呪力のある女の子。

歌姫「あら、こんなところに子供・・・・・」

人が住んでいるのね。

歌姫「ねえ、気持ち悪い化け物を見なかった?」

女の子は微笑みながらコインを取り出す。

歌姫「ん? コイン?」

女の子はコイントスをする。

しいな『見た。そいつが親を殺した』ニコッ

歌姫「・・・・・・・・・・っ!! その化け物はどこにいる?」

しいな『家の奥。さようなら』ニコッ

歌姫「待って」

しいな『さようなら』ニコッ

歌姫「これからどこに行くつもりなの?」

しいな『考えてない』

歌姫「じゃあ、私の妹にならない?」

しいな『・・・・・・・・・・?』

歌姫「私はあなたが見たという化け物を倒す仕事をしてるの。でも化け物を倒すには才能が必要で普通の人は倒すことが出来ない。でもあなたには才能があるみたいだから私があなたの家族となりあなたの才能を磨く。そしたあなたは将来、化け物の倒す人となる。もちろんあなたが嫌なら断ってもいいのよ」

しいな『・・・・・・・・・・なる』

女の子は少し考えて頷いた。

歌姫「!! わかったわ。じゃあ私は家の中にいる化け物を倒してくるから外で待ってて」

私は家の中に入り呪霊を祓う。

外に出ると女の子は蝶と戯れながら遊んでいた。

歌姫「お待たせ。ところであなたの名前は?」

しいな『栗花落、しいな』

歌姫「しいな、ね。私は庵歌姫。早速だけど私の働いてるところに紹介しに行こうか」

歩きながら私はしいなに色々なことを教えた。

歌姫「覚えて欲しいのはこれくらいかな。後で詳しく教えるね」

しいな『・・・・・・・・・・』ニコニコ

歌姫「あの、何か聞きたいことはある?」

しいなはコインを出しコイントスをする。

しいな『・・・・・・・・・・』ニコニコ

歌姫「そのコインは何?」

しいなはコイントスをする。

しいな『指示されてないことはこれを投げて決める。さっき、あなたと話すか話さないか決めた。話すが表、話さないが裏だった。裏だったから話さなかった』

歌姫「自分で決めないの?」

しいな『どうでもいいの。全部どうでもいいから自分じゃ決められない』

歌姫「そうなのね・・・・・」

どういうことかしら。

歌姫「あなた、もしかして虐待されてた?」

しいな『・・・・・・・・・・』ニコニコ

多分、虐待されてたんだろうなと思った。

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わっぱみがき - あんさ、この人文才皆無っていってるけどそしたら僕は最底辺の塵から最底辺のチリすらなれないよ?!この人は文才あるじゃないですか!!!神なんですよ!俺は紙以下!!分かる?!その上設定も神ってるし?!キャラの人選も神ってるし?!なんなの?!神じゃん(逆ギレ) (11月1日 9時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 続きどうなるんだろ!楽しみです!!最初は名前変換出来んのかぁって思ってたけどできなくでも全然すき! (2022年2月21日 8時) (レス) @page33 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりねちゃん(プロフ) - パンダって人? (2022年2月19日 16時) (レス) @page29 id: 20fe901fba (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 落ち…狗巻先輩が希望です!…遅いでしょうか… (2022年1月13日 19時) (レス) id: 55af1cd0b0 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - しいなちゃん可愛いかよ!!!!!友達で照れるなんて! (2021年12月31日 21時) (レス) @page32 id: 04f1c58536 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月13日 21時

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