Non SALT. 【 佐 野 玲 於 】

ep.4 ページ4

＊


GENERATIONSメンバーに挨拶を終えた後、

今後のマネージャーとしての仕事を
HIROさんから細かく教えて頂いた。



ふと時計を見ると18時を回っていた。



「明日、早いから今日はこの辺にしとこうか。」
とHIROさん。



明日の打ち合わせを軽く済まし、
無事にマネージャー初日を終えた。



(あ、帰る前にメンバーに挨拶していこうかな。)



メンバーが居るであろう
トレーニングルームへと向かう。



(まだ居るかな…？)



隼「あれ？」

亜嵐「あ！！」



ちょうどトレーニングルームから出てきて
私を見つけて声をかけてきたのは
日出(ひので)高校出身の２人組。



亜嵐「Aちゃんお疲れ〜！今帰り？」



A「お疲れ様です！
はい、HIROさんが明日は早いからって。」



隼「俺らも、もう帰るとこ！」

腹減ったな〜〜！と隼くん。



亜嵐「あ、じゃあさ！
Aちゃんもこの後、一緒にどう？」



どうやらこれからメンバー全員で
ご飯を食べに行くらしいのだ。



A「えっと…」



亜嵐「いいじゃん、いいじゃん。行こーよ！」



隼「俺、もっとAちゃんと喋りたいな〜。」



亜嵐「Aちゃんの歓迎会って事で！
ね！奢っちゃる！」



そのあと亜嵐くんが小さく
「メンディーくんが。」って言っていたけれど。笑



今日は帰って早く休むつもりでいたが、
せっかくなので私は誘いを受ける事にした。



A「じゃあ、お言葉に甘えて！」



やったあ！！
と、嬉しそうな顔をする日出カップル。



亜嵐「んじゃ、俺ら着替えてくるから
１階のエントランスで待ってて？
皆にAちゃんも来るって伝えとく！」


＊

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