part4 カルマside ページ10
死神に向かってスタンガンを持ち走り寄る村松と吉田。
しかし、ターゲットに当たることなく肘で気絶させられた。
死神「__殺し屋になって一番最初に磨いたのは…」
顎を殴られ天井に当たり気絶する木村。
死神「正面戦闘のスキルだった。
殺し屋には99%必要ないスキルだが…これがないと残り1%の標的を殺り漏らす。
世界一の殺し屋を志すなら…必須のスキルだ。」
前原と磯貝の間を通り抜け獲物となったのは茅野ちゃん。
そのスピードは烏間先生を上回るほどのものだった。
足で腹を蹴られ肋の折れる"ような"音。
死神「…っと肋折っちゃったか。女子はさすがに脆いな。残りの人質はもう粗末に扱えないな。」
前から声がした。
渚「どいて皆!
__僕が殺る」
前原「(渚……)」
カルマ「(…いや、怒ってるけど目は冷静だ。)」
磯貝「(Aのやったあれをやる気だ…!)」
_________
ここに突入する前、
渚くんは皆に本物のナイフを使ってもいいかを聞いていた。
Aのやったあの技をやるためらしい…
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右手に本物のナイフ
左のポケットにスタンガン
夏休みにAが使った"猫騙し"!
ナイフの方を警戒していたら猫騙しを…
ポケットの方を警戒していたらそのままナイフを喉元に…
どちらにしても必ず一瞬は隙を作る
その隙にみんなで一斉に…
皆はいつでも一斉にかかれるようスタンガンを手を止める
さっきの肋の折れる"ような"音は
超体操着の防御機能が正常に作動した音
死神はそれを肋の破壊音と勘違いし、渚くんはそれに対して怒っていると思っているはず。
渚くんが猫騙しをしようとしたその瞬間
手を叩いたのは死神の方だった…
そして消えた死神
その瞬間俺は無理だと悟った
そして一斉に蹴散らせられた俺たち
"クラップスタナー"
猫騙しのもう1段階先の技
人の意識には波長があり…波が"山"に近いときほど刺激に対して敏感になる
相手の意識が最も敏感な"山"の瞬間に…
音波の最も強い"山"を当てる
その衝撃は一瞬ビビらすなんてもんじゃない
当分は神経が麻痺して動けなくなる
これが…最高レベルの殺し屋
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星に色がつきました!!
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!!
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作者名:シロネコ | 作成日時:2020年6月27日 8時