最強カップル！？4 (ページ44)

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part4　貴方side ページ44

ビッチ先生と桃花の客引きでお客さんは来るもののやっぱり客足は伸びない

菅谷のポスターに岡島の食品写真、
綺羅々のメニュー解説文と三村の特設ホームページ

客の興味を引ける材料は揃ってるのに…

ちなみにイトナはA組の視察
A組はアイドルや芸人が無償で出演してる。人望も立地もこちらの方が圧倒的に不利

A組に私たちは勝てるのは不安が募っていく

さくら「おーい、いるか渚ー！？」

春斗「Aおねーさーん！」

呼ばれて後ろを振り向くとわかばパークの皆

『春斗くん！来てくれたんだ？』

春斗「うん！皆も行くって言ってたから！」

メグ「へー付き合い続いてるんだね2人とも」

渚「うん、ときどき勉強教えに」

さくら「ま、私専属のカテキョにお願いされたら来てやるしかないよねー」

…とかいってホントは渚のことが好きだからとか～？

って言えないのが悔しい！！！

前原「でかした渚、とりあえず客数だけは稼げたな」

松方「金持ち客でなくて悪かったな」

…ねぇ、前原"たらしー"とか"女の敵だー"って言われてますけど…

どんぐりつけ麺はわかばパークの皆にも大盛況

さくら「こんだけおいしけりゃ売れてるでしょ」

渚「…それが苦戦しててね」

春斗「どうして？」

『いいもの作っても…大勢の人に伝えるのが難しくてね。』

春斗「そっか…」

さくら「でも心配ないよ。渚たちは不思議な力持ってるじゃん。」

松方「…ああ、日頃の行いが正しければ必ず皆に伝わるわ」

…そう、やって来たことに自信はある
一人でも多くに伝われば…最高なんだけど

莉桜「そーいや渚さ。聞いたよ髪伸ばしてた理由」

『あぁ、私も聞いた。ごめんね…イヤイヤやってたんだってね。私たちがからかうときも傷つけちゃってた？』

渚「あ、全然！中村さんやAさんたちにいじられる分には」

莉桜「そっか、でももうあんまりいじらないようにするよ」

と、今度は外から軽薄な声がした。
その声に渚が反応
振り向くとそこには

ユウジ「渚ちゃーん！！遊びに来たぜー！！」

渚「げ、ユ、ユウジくん！？」

「『ユウジ？』」

莉桜「…あー…南の島で間違えて渚に惚れたってやつか」

『…え"そんな奴いたの？』

莉桜「あのとき渚女装してたじゃん」

『あ、それでか。』

納得