最強カップル！？4 (ページ41)

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part1　貴方side ページ41

浅野くんはスポンサー契約だってお前ホントに中学生か？

カルマ「オレらだって偽ってる高校生でしょ」

『…ごもっともですねぇ』

正論…

殺せんせー「浅野くんは正しい。
必要なのはお得感です。安い予算でそれ以上の価値を産み出せば客は来ます。」

E組の価値…

そう言って出してきたのはどんぐり

殺せんせー「どんぐりは裏山にいくらでも落ちています。皆で拾ってきてください。君たちの機動力なら1時間あれば山中から集めてこれるはずです。」

と言われ、律の情報も取り入れながら探し終わり戻った。

そのどんぐりを水に漬けて浮いたものを捨てて、殻を割り渋皮を除き、中身を荒めに砕く。
そしたら、布袋にいれ川の水にさらして1週間ほどアクを抜く。
その後3日ほど校庭で天日干しし
さらに細かくひいてどんぐり粉の完成

先生いわくこれが小麦粉の代わりに使えるらしい

殺せんせー「客を呼べる食べ物と言えばラーメン。これを使ってラーメンを作りませんか」

その言葉に反応したのは村松

村松「ラーメン…だと？」

そう言ってペロッとどんぐり粉をなめてる

村松「ちょい厳しいな」

味も香りも面白いらしいが粘りが足らないらしい。
なんでも滑らかな食感をこの粉で出すには大量の"つなぎ"が必要らしい

しかし殺せんせーはそれもあるって
…どこに？

殺せんせー「このツル、"むかご"という小さなジャガイモみたいなのが目印です。この根元を慎重に掘っていくと…」

じゃーんと言ってだしてきたのは…

とろろ芋

殺せんせー「正しくは"自然薯"です。天然物は買えば数千円します」

…数千円…？ぜひ、欲しい。買ってスマホゲーの課金に使いたいっ！！

殺せんせー「自然の山にはどこにでも生えている。ひょうてき「捕らえるときの観察眼でこのツルを探しましょう」

とのことで私も自然薯探しに行こうとしたらカルマに呼ばれた

『…どしたの？』

と聞けば

カルマ「キノコ探しにいこ」

というカルマはかごを片手にすごく楽しそうな、いいたずらを考えたような顔をしていて
何となく察した

私は楽しそうなことは基本その計画に乗っかる人間なので

『いいよ、』

これでいたずらにも拍車がかかる…(^言^)