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part6 貴方side ページ31

シャチは手首から血を流し武器を作る

出来たのは……三叉槍

カルマが近づいて攻撃

私は離れて拘束銃の連射

こっちに攻撃してくるがさっと交わし拘束銃を発射

が…目の前からあいつが消えた

と思ったら

カルマ「Aっ!!」

と呼ばれ身体が勝手に動く

すると、横から三叉槍

どうやらシャチが武器をぶん投げたらしい

イラついたので拘束銃を連射

それからも、切ったり刺したり撃ったりの攻撃は続くが、アイツは全く攻撃を受けてない。こちらは、体力の限界もある。

そのため…

事前に調べた情報で

ある賭けに出てみることにした…




切って、撃って、刺して、避けて

と続いていたとき

突然自分の膝が地面についた

『!?』

混乱する私とは対照的に嬉しそうに気味の悪いニコォっとした笑いを浮かべやつは言った。

シャチ「効いてきたか?無臭で無色透明の毒。あれだけ動いていればもう立つこともままならない。この毒は契約をしてなければ絶対に助からない」

そう言って私の胸ぐらを掴み持ち上げた

だらんとした私の腕






をスッと動かしやつに銃口を合わせ迷わず撃った

『そっかそっかー!毒…ねぇ?』

撃たれた手首を押さえながら

シャチ「…なぜ…?お前は動ける…
まさか…!!」

どうやら思い当たる節があったらしい

『そう。私たちは契約を切ってない』

シャチ「!?なんで…だってあのとき…!」

ここに来る前のモニターでは確かに契約を切れと言われた。が、戦うのは予想がつくしそもそも監視カメラがなかった。

なので…

カルマ「あん時は俺がAから血をもらっただけ。切ってなんかいない」

『ほんとだよね。ギリギリになってから
"喉乾いたから血ちょうだい。"
って言われたとき"こいつ正気か?"
って思ったわ』

カルマ「あんたがネット上で計画を立ててたからAが見に行って全部こっちに筒抜け。」

『あんたが毒を使うことは知ってたってこと。』

と言うとチッと舌打ちし、三叉槍を今度は(やじり)にかえて、私をターゲットに飛ばしてきた。

スッと矢じりの来ないところへ移動するがそれを見てニコォっと笑ったシャチ。

次の瞬間、私は鎖で拘束され、柱にくくりつけられた。

『は!?』

状況を素早く理解し拘束から素早く抜けようとした。

が、むしろ鎖がキツくなっていく

シャチ「動かねー方がいいぞ〜?どんどんキツくなるやつだから」

絞まる鎖のせいで私は動けなくなった。

そして…
次のターゲットは



カルマ

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作者名:シロネコ | 作成日時:2020年6月27日 8時

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