最強カップル！？4 (ページ12)

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part6　カルマside ページ12

殺せんせー「(Aさんが指示をしなければなんとか皆さんは…)」

死神「Aが指示をしないとでも思ったかい？
今のAは、裏の部分が表に来ている状態。少しでも機嫌が損なえば押すかもしれないよ？」

「「「「っ…」」」」

死神「そのときの恐るべき水圧は君の体から自由を奪い対先生物質の頑丈な降り押し付けられところてん状態にバラバラになるって寸法さ」

…殺せんせーを殺せるなら俺らの命はどれだけ失おうと構わないってことか…

俺らと一緒の牢に入れたのも、殺せんせーが脱出できないようにするため…

烏間「イリーナ！お前それを知った上で…」

ビッチ「……プロとして結果優先で動いただけよ。あんたの望む通りでしょ」

殺せんせー「ヌルフフフ、確かに厄介な対先生物質ですが…私の肉体はついにこれを克服しました。
初めて見せますよ…私のとっておきの体内器官を！！」

と言って見せたのは…

先生の舌

しかも牢をペロペロと舐めてる。

杉野「いや…確かに殺せんせーのベロ初めて見たけど！」

殺せんせー「消化液でコーティングして造った舌です。こんな檻など"半日"もあれば溶かせます」

「「「「おせーよ！」」」」

死神「言っとくけどそのペロペロ続けたらAがスイッチ押すかもしれないよ？」

と、慌てる殺せんせー。
…当たり前だろ。

殺せんせーまであっさり捕まえるとか、全部こいつに持ってかれるじゃん。
賞金も俺らの命も…Aも。

死神「…さて、急ぐか。他にもどんな能力を隠しているかわからない。
来いイリーナ。今から操作室を占拠して水を流す。」

部屋から出ていこうとする死神の肩に手を置いた烏間先生。

死神「…なんだいこの手は？
日本政府は僕の暗殺を止めるのかい？
確かに多少手荒だが…地球を救う最大のチャンスをみすみす逃せというのかな？
そもそも烏間先生、本当なら君も倒して人質に加える予定だった。君の腕ではこの僕は止められないよ」

なにかを思いだし、考えている様子の烏間先生。

次の瞬間…

烏間先生が死神を殴った。

烏間「…日本政府の見解を伝える。28人の命は…地球より重い。それでもお前が彼らごと殺すつもりならば俺が止める。」

死神「…へぇ」

烏間「言っておくがイリーナ。プロってのはそんな気楽なもんじゃないぞ」

上着脱ぎながらビッチ先生に声をかけた。