最強カップル！？3 (ページ10)

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part1　貴方side ページ10

(回想)

この案はスマホでニュースを見ていたとき。
カエデが提案してくれた。

『プリンを爆破！？』

カエデ「そう！一緒にやらない！？」

『楽しそう！！…だけど色々と大変そう…』

カエデ「そこは、2人で考えよ！！」

『うん！』

それから、カエデの家で構図や味、柔らかさなど考えに考えた。

(終)
______

カエデ「…前に先生が“いつか自分よりでっかいプリンに飛び込んでみたい”って言ってたんだ。ええ！叶えましょう！そのロマン！ぶっちゃけ私がやりたいけど！！」

『…私も食べてみたい…』

カルマ「食べきれないでしょ…」

私の胃袋なめないでほしいぜ。その気になれば…

その後2人で計画内容を話していくと、みんなが納得し始めた。

岡島「殺せんせーエロとスイーツには我を失うとこあるもんな。」

杉野「よし、殺せんせーのいないこの連休で勝負に出るか！」

「「「「おー！」」」」

こうして始まったプリン爆殺計画。

普段よりも楽しめそうだと思いながら私も作業を始めた。

今回は、色々なところから情報を集め、失敗する可能性を低くできたと思う。

ゼラチンのほかに寒天も使って溶けにくくしたり、上にいくにつれ柔らかくしたりした。

メグ「A、これなに？」

『あぁ、これね！これは、フルーツソースやスクリームオブラートで包んだ味代わり！おんなじ味ばっかりだったら飽きるから所々にこれを投入！』

その他にも、色々と指揮をとる私達。

そのうち…

磯貝「どこまでプリンのことを熟知してるんだ二人は…」

前原「科学的根拠がありつつ、味もしっかり研究してある…！」

『カエデのプリン愛をなめるなよ…！』

プリン大好きだもんね！私も好きだけど！

カルマ「やるね～2人とも。鶏卵の記事からここまで2人で考えて手配したの？Aやっぱ食べ物のことになるときだけ、うまく頭が回るんだね？ホントにAも考えた？」

『考えましたー！味に飽きないようにとか寒天を足すとかちゃんと考えましたー！』

……その他はほとんどカエデが考えました。これ言ったらカルマがイジってくる。だから言わない。

カエデ「あはは…私、実は前から作ってみたかったんだ。諸経費も防衛省が出してくれるし、Aも楽しそうって言ってくれてさ、最高の機会だと思ったんだ。そうと決めたら一直線になっちゃうんだ、私。」

カエデが苦笑いでしたよ～？そんなとこも可愛いねっ！

プリンを見ながら嬉しそうに微笑んだカエデ見て私もつられて嬉しくなった。