最強カップル！？3 (ページ35)

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part4　貴方side ページ35

留学生が筋肉ムキムキで悠々と歩いてくる。

吉田「くそが…」

村松「無抵抗でやられっかよ！！」

と、突っ込むが、観客席まで飛ばされた。

カエデ「や…ヤバいよ殺せんせー！」

『どんなに固まっても1人ずつ吹っ飛ばされたら意味ないじゃん！』

という私たちにタコも厳しい表情。

浅野の指示により、また突っ込もうとする留学生。

磯貝「今だ皆！！触手！！」

皆の方では棒の防御が退き、

上から押さえ込んだ。
そして、棒を半分倒し、ガッチリ固めるが、

浅野「両翼遊撃部隊、コマンドKだ。」

『いやwもう浅野しゃべんな…お腹痛くなるわ…ふふ…』

必死でこらえてたらメグに拳骨食らいました。痛い…

すかさず救援するA組。

両サイドから来る攻めに真ん中に隙があり攻めるなら今と踏んだ磯貝は

磯貝「よし出るぞ攻撃部隊！！作戦は粘液！！」

だが、これを見たA組は皆を追って防御に戻った。要するに、皆は罠にかかった。

しかし皆は、観客席に向かってきた。

カルマ「場外なんてルールはなかった。来なよ、この学校すべてが戦場だよ」

皆は椅子と客を器用に使って逃げ回って、観客席はもうカオス状態。

野球の時と同じ、棒倒しとはとても言えない異形の棒倒し。

ただ…
全校生徒の目だけは変わり始めていた…

「今度のE組はどんな手で勝つ気なのか」

という、興味の視線に…。

棒倒しでもっとも危険な敵の攻撃は、先端に取りつかれること。

浅野「磯貝、木村、赤羽の3人は特に注意だ！その位置で見張っていろ！！」

殺せんせー「親譲りですねぇ浅野くんは。敵味方の顔と能力、そして戦況をよく把握している。」

…カルマ並みの観察力やん。
ヴァンパイアにも劣らないやん。
え"、浅野人間やめてる…

皆の目的は棒を倒すこと。
しかし、A組の目的は皆を潰すこと。

すると、客席からA組の棒に飛びつく吉田と村松。

実況「なっ！どこから湧いた！？いつの間にかA組の棒にE組2人が！」

慌てるA組。

『なるほど…飛んでったのは演技だったのか…』

磯貝「逃げるのは終わりだ！！全員"音速！！！"」

吉田たちを合図に客席に走ったカルマたちも棒に向かっていった。

A組の守りが手薄な頃合いを見計らい吉田達が奇襲をし、動揺している間に懐に入った。

しかし、ヘッドギアを外した浅野は、
吉田を落とし、岡島を棒を使って蹴り落とした。

『…蹴りってNGじゃなかったっけ？』

メグ「今に始まったことじゃないよ、こういうの。」

『…それもそうか。』

と納得。