最強カップル！？3 (ページ22)

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part5　貴方side　6/20編集済ページ22

殺せんせー「ストップです。Aさん。聞きたいことはありますが、シロ。貴方はそれでも保護者ですか！」

タコの止めも虚しく聞く耳を持たないシロはそこそこの高さの壁を飛び越えこの場を去った。

シロに意識をとられていた私たち。その間にイトナも痛む頭を抱えながら去っていった。

タコはこちらを振り向き、尋ねた。

殺せんせー「Aさん、カルマ君。9年前の事件とはなんですか？」

カルマ「知ってどうするの？」

渚「え？」

『知ったところであんたにはどうしようもできないよ。』

それに、みんなを危険な目に遭わせたくない…

『知っても皆が危険になるだけ。"知りたいから"で、なんでも知れると思わないで。単なる好奇心で私の心の中にズカズカと踏み込んで、乱さないで。』

渚「そういうんじゃなくて…！」

『ほんとはね、皆と私は関わるべきじゃなかったんだ。』

距離をおいて任務をこなしていくはずだった。
けど、皆が…このタコが…関わってくれた。

関わればどうなるかぐらい容易に想像できたのに…

殺せんせー「ひとつだけ教えてもらっていいですか？鷹岡先生とシロの言っていた"9年前"とは？」

渚「9年前なにがあったの？」

『両親が殺された。』

殺せんせー「両親が…誰に？」

『これ以上は言えない。これから先は入ってきちゃダメ。』

渚「入ってきちゃダメってどう言うこと！？」

『ここから先の情報を知ったら私たちだけじゃみんなを守れなくなる。』

カエデ「防衛省もいるよ？」

『防衛省なんかじゃ歯が立たないよ。』

カエデ「え…」

『これ以上は本当に言えないの。ごめんね』

ホントにとことん向き合ってくれるいい先生だ。
もっと早くで会えていればよかった。
そんな風に思えた。

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短くてすみません…

投票の結果ほとんどかネタバレOKということでしたが、後回し、発売日までの更新停止、という票も0ではなかったため、ネタバレではないけど、過去編に繋がる情報をひとつ出し、すべてを明かすのは後回し。という結論に至りました。