最強カップル！？3 (ページ20)

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part3　貴方side ページ20

真犯人も抵抗も虚しくヘルメットを取られた。中からでてきたのは…

『マジ…？』

烏間先生の部下の人。
確か…鶴田？さんだったような…？
タコも予想外の人で戸惑ってた。
逆にどんな人だったら納得してるんだろ…？

殺せんせー「な、なんで…あなたがこんな…」

そんな中、一人手に動くシーツ。
そのシーツはタコを四方から囲った。

『「「「っ！？」」」』

それを合図に出てきた白装束の男。

『…シロ』

シロ「国に掛けあって烏間先生の部下をお借りしてね。この対先生シーツの檻の中まで誘ってもらった。君の生徒が南の島でやった方法だ。当てるよりまずは囲むべし。」

人の案盗むって大人げないわ。自分の頭でフル回転させて考えろよ。

と思った。口に出したらイトナとか来そうじゃない？

シロ「さぁ殺せんせー。
最後のデスマッチを始めようか。」

上空に現れたのは触手をうねらせたイトナ。
こいつまたフラグ回収したよ。とか言わないでね？自分がよくわかってるから！！

シーツの中で対戦中のタコとイトナ。

ふと、シロはこちらを向いて話しかけた。

シロ「おや、まさか二人がここにいるとは思わなかったね？」

何を話すかと思えば、まさかの言葉に冷や汗が伝った。

シロ「そうか、9年前の復讐か。」

"それ以上言ってほしくない"
気づいたときにはシロに向かって拘束銃を発砲していた。
そんな抵抗もあっさりと避けられ言葉を続ける。

シロ「ひとついいことを教えてあげよう。君の機動力となっているそれは、知らない人から見れば長所だろう。しかし、すべてを知っている人からすればそれは長所なんかじゃない。相手にとって負かすための短所にしかならないってことを。」

『忠告どうもありがとう。どこから仕入れた情報かは知らないけど、あんたの素性もそのうち明かしてあげるわ。私、気になったらすぐに行動するタイプだから。』

後悔しても遅いからね。私を的に回したこと。そう言うと、さすが姉妹だね。性格が似てるよ。と返された。

このとき私は思った。こいつこそ要注意人物ではないか、と。