最強カップル！？3 (ページ18)

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part1　貴方side ページ18

確かに、それは思ってた。

『仮にあのタコがやったとして、こんなにボロボロと証拠なんか残したらうちらの中で自分が死ぬことぐらいわかるだろうにね。』

と言ってカルマに下着付きのボールを渡した。すると、渚にパスするカルマ。

『おい、渚に渡してどうするの。』

渚には持ってほしくなかったんだよ！！

カルマ「逆に渚くんはこれを持っちゃダメなの？決めるのは渚くんでしょ？」

…正論を咬まされた場合どうすればいいでしょうか！

私は黙るわ。変な事やり始める勇気もない。

カルマ「あっは。正論咬まされて黙ったね。」

何となくそんな気はしてた。煽ってくるんじゃないかと思ってた！

『うるせーわ！！！』

「「「「お前がうるさい」」」」

……泣いていいですか？

軽くショック受けてもう何もしゃべる気もなくなったところで優月が嬉しそうに話し始めた。

優月「偽殺せんせーよ！ヒーローもののお約束！偽物悪役の仕業だわ！」

と、すごい興奮気味に大きな声を出して話した。

『…』

渚「Aさん、もううるさいなんて言わないから話したいこと話していいよ…？」

『ありがと渚っ！！』

渚「その勢いはちょっと困るかな。」

…冷静に答える渚。ちょっとどころじゃなくて私の扱い酷くなってません？

『だとすると、あのタコの体色とか笑い方とか詳しく知ってる奴が犯人ってこと？』

カルマ「…その線だろーね。なんの目的でこんな事すんのか分かんないけど…」

帰ろうとする寺坂を捕まえるカルマ。
…そいつ連れてくの？

カルマ「いずれにせよ、こういう噂が広まる事で…賞金首がこの街に入れなくなっちゃったら元も子もない。俺等の手で真犯人ボコッてタコに貸し作ってやろーじゃん？」

こうして、偽タコの犯人を捕まえるために動き出した私たち。

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その日の夜。
私たちはある建物の敷地内にいた。

優月「ふふふ…！体も頭脳もそこそこ大人の名探偵参上」

渚「やってることは不法侵入どけどね。」

寺坂「んで不破よぉ、なんで真犯人はこの建物を次に選ぶと？」

優月「ここは某芸能プロの合宿施設。この2週間は巨乳を集めたアイドルグループが新曲ダンスを練習してるって。その合宿は明日には終わる。……真犯人なら極上の洗濯物を逃すはずないわ」

『…アイドルってもしかしてM？』

カルマ「なに言ってんのA。」

と、わりとガチで言われて傷ついた。