【銀魂】銀魂彼氏に○○STORY【短編集】

ー2ー ページ17

『ひぃーっ！？団長おおお！？』

「何かすっごいタイプな子がいるな〜って思ったんだよネ！そしたらAだった！


こんな場所で会っちゃうなんて運命だネ」


ちょっと待ってぇ？なんでそんな怖い笑顔で子供みたいなこと言ってんの？

絶対怒っとるやんけ！


『いや…あの、これは、ですね…団長のっ、団長のためのっ…』

「いや、口答えはいいから帰るヨ」

『ひぃっ』


ーーーーーーーー


とか言いつつ、団長が向かったのは人気のない道。

「はーい、Aの拷問ターイム」

A終了のお知らせ…

「なんであんなとこいたの？」


『うう…、お金が必要だったんです…』


「欲しいものあるなら俺に言えばいいのに」


『だっ……団長のプレゼントを団長に買わせてどーするんですかー！？』

もう、サプライズしようと思ってたのに…

　
顔を上げると、団長の顔がみるみる綻んでいった。

「え、俺のプレゼント用意してくれようとしてたの！？〜っA〜！」


ぎゅうぎゅうと抱きついてくる団長。


「でも安心してネ、俺の欲しいものはお金がなくても用意できるから。


ねー？A♡」


『……は、はい……』


団長のドSスイッチ入っちゃったので…


6月1日は、世界で1つの、彼のプレゼントになります。

「主に夜に使わせてもらうヨ」

使うって言い方やめてーー！？

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