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堀川side
走ってきたのは、篭手切江以外の江の皆さんだった
皆さんは操られてる様子はなかった
豊前「篭手切待てって…堀川!帰ってきてたのか!」
松井「向こうには和泉守もいるみたいだね」
桑名「誰と手合わせしてるの?」
『…真っ黒な鶴丸さんと戦ってるんです』
桑名「真っ黒?!」
『恐らく時間遡行軍と繋がった主に操られてるのかと』
豊前「なんだと?!なら、篭手切もそれに関係しているのか?俺たちの声が届かない様なんだ」
絶対にそうだろう
目に光がない
兼さんは鶴丸さんと激しい戦いを続けてた
すると近くでカチャンと金属の音がし振り返って見てみると、尾浜くんが万力鎖で篭手切さんの刀を巻き付け抑え込んでいた
尾浜「そ、それよりはやくこの人をどうにかしてください…!抑え込むだけで大変なんです!」
『尾浜くんごめん!』
慌てて助太刀に入る
すると
五月雨「私達も助太刀するよ」
村雲「え?!お腹痛いけど、雨さんがやるなら俺も…!」
豊前「俺達も!」
と助太刀してくれる江のみなさん
ありがたい
立花「私は和泉守さんの援護を」
激しい交戦が続いたが立花くんが投げてくれた煙玉のお陰かやっとの思いで2人の動きを止めることが出来た
和泉守「堀川!今だ!」
急いでうさぎちゃんに貰ったお札を貼る
すると鶴丸さんの姿が白く戻り、篭手切さんの黒いオーラが消え、2人は意識を失ったまま倒れ込む
一安心だ
尾浜「今までの任務で1番大変かも…」
と弱音を吐く尾浜くんを先輩の立花くんが慰めていた

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作者名:まつ | 作成日時:2024年6月13日 23時