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堀川side
兼さん、尾浜くん立花くんとむっちゃんさんやみんなの元に向かう僕たち
隊長の兼さんはうさぎちゃんに頼られて張り切って隊長をしてる
まあ、いつもの出陣もこんな感じだけどね
和泉守「陸奥守吉行ー!どこにいるー!」
ちょ、大声で探さないでよ…!
立花「敵に見つかってしまいます。静かに探しましょう」
和泉守「…すまねぇ」
冷静な立花くんがいてくれるから安心だ
尾浜くんは…
まだ少し落ち込んでいる
兼さん並にうさぎちゃんのこと好きなんだな〜
『尾浜くんにこれあげる』
尾浜「これは…?」
『主の霊力が篭ったお守りです!』
尾浜「Aさんの?!」
落ち込んだ様子から忍術学園にいた頃の爽やかな笑顔に戻った
尾浜「ありがとうございます!俺、足引っ張らないように頑張ります!」
『そうだね!頑張って、主に誉を貰わないとね!』
立花「誉?」
『んー、頑張ったねって褒めてもらえるってところかな』
僕の説明を聞いた尾浜くんはやる気に溢れてた
兼さんと同じで単純だな〜
すると急に先頭の兼さんが立ち止まった
兼「誰か来る」
身構える僕たち
すると急に前から刀で攻撃をされそれを受け止める兼さん
『そ、そんな…!』
そこには全身真っ黒な鶴丸国永さん
あの全身真っ白で綺麗な姿がない
なぜ
これも例の主の力で操られているのか?
兼「次は上からだ!」
今度は屋根裏から
尾浜「っ!!」
尾浜くんが万力鎖と言う武器を使い刀を受け止めた
『篭手切さん?!』
篭手切さんは鶴丸さんと違い見た目はほぼ変わっては無いが、黒いオーラを纏っている
うさぎちゃんからもらった札を使って戻してあげるんだけど、2人の動きをどう止めよう
この本丸は全振り強い
簡単にはいかない
そんなことを考えているとまた複数の走ってくる足音が聞こえ、僕と立花くんは構えた
曲がり角を曲がってきたのは…

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作者名:まつ | 作成日時:2024年6月13日 23時