なんで俺だけ兵士なんだよ！【wrwrd 合作】

204話 ページ5

ｶﾂｶﾂｶﾂ



『……！』

iri 「ふふ。三週間ほどぶりですか？今度は会うのが速かったですね？」

『イリヤ……！！』

iri 「手加減してるのに……玩具(人間)は直ぐ壊れてしまう。儚い物だと思いません？」

『お前に儚いと思う感情があるかどうかやな。』

iri 「私にも一つや二つあるわ！」

fys 「それ…幹部様達とかAが使ってる……なんて言うんやっけ？」

『シチリア訛りな。極東の国で言う関西弁。』

iri 「……世間話してる場合ですか？
最初にユーマくんを殺〇うと思ったのに……いないじゃあないですか。」

『ユーマくんは残念ながら俺たちよりも後衛や。』

iri 「それは残念。では……








、












フィーシャさんからﾀﾋんでください。」

fys 「っ……！」





ーｻﾞｼｭー



鋭く鈍い音がする。
光のような速さ。


一瞬にしてじんわりと俺の目の前には紅色が広がっていた。


fys 「ｶﾊｯ……！」

『フィーシャっ！！』


走馬灯に彼と過ごした時間が流れ出す。
会ってから3ヶ月も経っていない。
けど親友だった。
分かり合える人だった。
ﾀﾋぬのか？総統に忠誠を誓ったじゃないか？
みっともないぞ？いつも通り笑って場を和ませてくれよ。

なぁ、そんな悲しい顔をしないでくれ。
目を……瞑らないで……



fys 「……」

『フィーシャ？起きて、起きてよ……』

iri 「……呆気ない。」

『…………』








ーﾊﾟﾁｯー


俺の何かが切れたような音がして俺の意識は暗転した。















、













、












『アﾞアﾞアﾞアﾞアﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！！！！コロシテヤル！！！！！コロシテヤルゥゥゥゥゥ！！！！！！』

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