検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:5,417 hit

入社祝い ページ6

「ほら、ショッピ君前行ってや」

「は、はい」


パパパン!


「うぇっ!?」

「「ショッピ君、入社おめでとう!」」

「‪ショッピ君驚きすぎやw‪w‪w‪w」

「え、えっ???」

「ほら、早くショッピ君に肉焼いてあげな。そっちは飲み物注いであげて。あとお皿とお箸、ちゃんと用意してあげるんだぞ」

「ショッピ君が主役やで!ここに座りや!」

「???」


状況が把握しきれない。自分の前には美味しそうな焼肉がぽんぽん置かれるばかり。しかも中々の高級品のお肉が焼かれようとしている。


「言ったやろ?こいつら芯はめちゃくちゃ優しいやつやねん。遠慮せずに甘えた方がええで!」

「えっと・・・これはいわゆる入社祝いですか?」

「せやで!いくらでも食べや!」

「こういうのはみなさんも・・・」

「そんな気ぃ使わんくてええねん。久しぶりの新入社員やから皆張り切っとるだけやで」

「えぇぇ・・・」

「冷めへんうちに食べるんやで!」


とても美味しく、色々と気を使ってくれたので普通に食べることは出来たが、まだこの人達が怖い。名刺まで貰ってしまい、こっちが疑心暗鬼してるのが申し訳ない気がする。


「せや、ショッピ君。一時間くらい空いとるか?」

「はい、大丈夫です」

「二人でメシ行こな」

「はい」


俺が満足したところで流れ解散になったらしい。余ったお肉は他の人が食べてくれた。


続く

暗号?→←辞めたい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:コロッケさん | 作成日時:2020年3月31日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。