その39 ページ6
特別クラスの教室に入ると、もう他の4人は来ていて、何やら話し込んでいた
私は邪魔をしないように後ろの方の席に座り、話が終わるまで待つことにした
.......
暇
あ、そうだそう言えばそらるさんにお礼しとかないと
そう思いスマホを取り出す
茉莉不審者の件ありがとうございました
茉莉さっき天月くんに塾まで送って貰いました
これでいいかな
するとすぐに既読がついて、返信が来た
彼方一応保護者だからね
彼方塾行ったんだ。偉い
そう来た後に、グーの指をしたそらるスタンプが送られてきた
ほ、褒められた...！
やっぱり私は歌い手リスナーである
これだけでも喜びが沸くのだから
と、一人で語っていると、教室が少し静かになった
あ、話終わったかな？
前を見ると、上杉くんや黒木くんは自分の席で一人で何かしていた
若武と小塚くんは二人で仲よさげに話していた
うーん...作戦実行したいけど...話しかけるのに勇気が...
ホントは若武に話しかけたかったけど、この間のことや、小塚くんと話していることから、今はダメだ
そうなると、上杉くんか黒木くん
...黒木くんしか無いね
そう思って話しかける
『あの...えっと、黒木くん』
ちょっと緊張
すると黒木くんが、スマホから目を上げ、私の方を見て微笑んだ
.....こいつホントに中学生？
黒「何？」
そう言われると、不思議と安心して、黒木くんになんでも話したくなってしまう。そのくらい優しい声だった
いや、悩みとか無いけどね？
『...特別クラスって、もう一人女子がいるんでしょ？』
黒「ああ。いるよ。それがどうしたの？」
『それってもしかして、立花彩？』
そういうと、黒木くんは一瞬驚いた顔をした
すると...
上「知り合い？」
話を聞いていたのか聞こえていていたのか知らないが、上杉くんが聞いてきた
上「その制服、浜田だろ？」
お、よく覚えてましたね
『うん。立花さんとは同じクラスで席も近いから』
黒「じゃあ、砂原も？」
あ、そうだった...今事件の関係者だったね
『うん。私の後ろだよ』
若「マジか！」
若武と小塚くんもやってきた
ふふっ作戦道理←悪いことはしていません
若武は机をドンっとたたいて聞いてきた
若「あいつ、いつも学校でどんな感じなんだ？」
あれ、アーヤには聞かないのに私には聞くの...
『うーん...砂原は...』
文字数...
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願叶(プロフ) - 吹雪姫さん» コメントありがとうございます。高評価まで...！ホントにありがとうです！ (2019年7月27日 22時) (
レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - こんにちは！吹雪姫です♪面白いですし、気に入りました！高評価します！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：願叶 | 作成日時：2019年7月19日 22時
