その38 ページ5
家に帰って、塾に行く準備をしていると、インターホンが鳴った
...誰だろ
出てみると、なんとそこには...
天「久しぶり！」
『あ、あまっ...天月くん』
私の大好きな人がいた
天「あれ？なんか緊張してる？」
『いや、そんなこと無いけど...家が変わったからかな？』
そんなことある。家とか関係ない
しかも私的には初対面ってやつだからね！？
天「あ、確かに。マロちゃんと家で二人なのって何気に初だよね。今まではそらるさん居たし」
あ、君も初なんだね。ボクもなんだね...良かったぁ
『で、今日は何のご用事で？』
すると天月くんは驚いた顔をして聞いてきた
天「あれ？そらるさんから聞いてなかったの？なんかさっき、この付近で不審者が出たらしいから、塾の送り迎え頼まれたんだ」
ふ、不審者...
この時期(春)ってそういう人多いもんね。怖い
天「なんか、怖いなら休んでも良いって言ってたけど、どうする？」
『うーん...』
一瞬休もうかなと思ったけど、そうしたら私の作戦(その36参照)が失敗に終わってしまう...
でも怖いし....
そう思ってると、天月くんから衝撃の一言が
天「休むなら、そらるさんが来るまで、僕も此所にいるつもり」
な、なに！？推しと同じ空間に居るだとっ！？
いや、ダメだ！それだけは私の寿命が1000年くらい縮む...！
つまり死ぬ！
『塾行きます』
殆ど即答だった
すると天月くんは「え？なんか傷ついた...」って言ってた
ごめんね。今の私に貴方と二人きりで居る勇気が無いんだよ...
天「ま、まぁいいや。よし、早く行こっか」
そう言って天月くんが上がって玄関に向かったので、私も荷物を持って後を追った
玄関に着くと天月くんが靴を履いて待っていた
天「あれ。制服のまま？」
『うん。今日は時間が無くて...』
ホントは身バレとか防ぎたいから、着替えたかったんだけどね
天「似合ってる。良いね！」
今更だけど褒めてもらた...素直に嬉しい
『あ、ありがと！』
そう言って家を出た
天「じゃ、また後で」
『うん。ありがと』
塾の前で天月くんと別れ、特別教室へ向かう
作戦開始
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
やっと天月くん出せた！
天月くんの歌って、つい口ずさんじゃう感じの楽しい歌が多くて良いですよね(伝われ)
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願叶(プロフ) - 吹雪姫さん» コメントありがとうございます。高評価まで...！ホントにありがとうです！ (2019年7月27日 22時) (
レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - こんにちは！吹雪姫です♪面白いですし、気に入りました！高評価します！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：願叶 | 作成日時：2019年7月19日 22時
