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その62 ページ33

帰っている間、まふくんはずっと私の手を繋いでいてくれた

普段なら、リスナーとして嬉しいとか言ってるんだろうけど、今は安心している気持ちでいっぱいだった



まふくんの部屋に入ると、まふくんがカフェオレを作ってくれた


ま「こんな物しか無くてごめんね」

『ううん。ありがとう』


私がカフェオレを飲んでいると、膝の上に、いろはが乗ってきた

撫でると「にゃぁ」と、鳴いた

可愛い


なんてしてると、私の向かいにまふくんが座ってきた

まふくんはコーヒーを飲んでる

よく見ると、まふくんの目の下には隈があった

きっとあんまり寝てないんだろうな...

するとまふくんから話しかけてきた


ま「少しは落ち着いた?」

『うん...』

ま「よかった」


今はまだ5時間目くらいだろうな...

まふくんがいたから帰ってこれたんだけど、なんだか申し訳なくなる...


まふくんは一緒に帰ろって言ってくれた

こうやって言ってくれた人は私にとって初めてで、凄く嬉しかった

まふくんは本当に優しいんだな

すると、まふくんが控えめに聞いてきた


ま「あの...なんで、抜け出してきちゃったのか....話せる?」

『...っ』


本当はまだ話したくない

てか話せない...


ま「話せないなら、まだ話さなくても良いよ。いつでも良いから」


まふくんはそう言ってくれた

でも、それで話さないのは逃げてるって言うか、甘えてるって言うか...

今の私だと、このまま菜穂たちと解決せずにギクシャクしたまんまになっちゃいそうだし、ひとりでため込むと、後から辛い...

なら、話した方がきっと楽だ


『...話す』


まふくんは「うん」とだけ言って、私の言葉を待っていた


『あのね...』


それから私は今まであったことを素早く、でも具体的に話した

まふくんは私が話している間、頷いたり、目を見開いたりしていて、ちゃんと聞いてくれているのが分かった


話終わったときには、私の顔は、また涙で濡れていた

そんな私を見てまふくんは、「辛かったね」って言って、優しく抱きしめてくれた

まふくんの腕の中は温かくて、落ち着いた

そこで私の意識は薄れていった

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願叶(プロフ) - 吹雪姫さん» コメントありがとうございます。高評価まで...!ホントにありがとうです! (7月27日 22時) (レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - こんにちは!吹雪姫です♪面白いですし、気に入りました!高評価します! (7月27日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:願叶 | 作成日時:2019年7月19日 22時

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