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A『会えて良かった。
待ってる方が居るので、また学校で。』
ハリー『うん、またね！』
にこやかに微笑む ハリー と、
また涙ぐみそうな ハグリッド に小さく手を振り、
待ち合わせまでの時間に間に合いそうなので
制服を取りに行く前に 予定通り少し寄り道をする事にした。
…
〜 待ち合わせのゲート前 〜
A『教授、お待たせ致しました。』
教授『全くだ。』
待たせてしまっていた様で
壁に寄り掛かり本を読んでいたのか それを懐にしまうと
此方を見た 教授 が此方を見てピタリと止まった。
A『すみません、寄り道をしたら
少し時間がかかってしまって…。』
少し俯き気味にそう言うと鼻で笑われてしまった。
俯き気味になってしまうというのも 髪を切ったのだ。
腰まであった髪を肩に掛る程度に切り、
まだ前髪も目にかかるくらいだが短くなっている。
�� お任せで。�瓩修鵑憤豸世里�陰様で視界も良好。
落ち着きが無く、右へ左へと視線を泳がせていると、
教授 は鼻で笑ったのだ。
A『に、似合わないですよね…。
顔だって隠す為にずっと伸ばしてたんですけど…。』
教授『その方が宜しいですな。
授業中確りと内容を聞いているか分かりやすい。
非常に助かりますなぁ、Ms.ランドルフ。』
嫌味たっぷりなトーンで口端をつり上げる 教授 の一言で、
耳まで真っ赤にしたそれを誤魔化すようにそっぽを向いた。
教授『早く捕まりたまえ、何処かの寄り道をして
待ち合わせに遅れ吾輩を数刻待たせる事は出来ても、
汽車は遅らせる事はできんぞ。』
腕を組み、見下す様に此方を見てくるから
申し訳なさでいっぱいな気持ちを押し込めて駆け寄る。
A『お願いします。』
ぎゅっと 教授 に抱え込め易い様に抱きついて見上げると、
教授 は此方を見下ろしたまま動かなくなった。
A『教授…?』
あの感覚が襲ってこない事を疑問に思って、
掴み方が甘かったのか…? と疑問符を浮かべて更に確りと
身体を寄せると、真上から大きな溜息をつかれた。
教授『無意識とは…』
そう呟いた後、教授 は背中に腕を回し
またあの独特な感覚を味わう前に…と目を固く閉じた。
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黒月夜天(プロフ) - 星空宇宙さん» ハリー・ポッター昔から好きで、前の垢ではよく書いてたんだ。良かったら気まぐれに更新するからまた読んでみてね。 (2020年11月7日 23時) (
レス) id: 6e08830eeb (このIDを非表示/違反報告)
星空宇宙(プロフ) - 此方での活動も応援してるからね！ (2020年11月7日 11時) (レス) id: 4c7289b17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒月夜天。 | 作者ホームページ：http://kokolonohonnne
作成日時：2020年11月7日 10時
