私のメンタルは豆腐以上だ！

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「なんで俺が…(ﾎﾞｿｯ」



立花「ｯ!……」



食満「…あっ、A。遅いじゃないか…っ！」



「どうしたんですか？」



潮江「ッ〜！」



「えっ、潮江先輩もどうしたんですか!?」



食満先輩も潮江先輩も顔と耳を真っ赤にして顔を逸らされる。

えっ、なんで？やば。



小平太「A、お前、本当に女みたいだな！特に胸の辺りとかまるで本物みたいですごいな！｣



「あはは…あ、ありがとうございます…」



ベシベシと肩を叩かれる。



本物みたいじゃなく“本物”なんだよな〜。

学園長命令で何故かサラシも外せって言われたし。

もはや、自分の正体明かしてるようなもんだよ。

今、身体触られたら終わるよ？



乱太郎「A先輩はお嬢さんみたいですね！」



きり丸「うーん……まぁ、この四人の中だと一番女装が出来てるし」



しんベヱ「化粧も濃くない！」



乱きりしん「A先輩はお嬢さんに見える！」



声を揃えて言われると恥ずかしいな。

でも、一応女っていうのはバレてないから大丈夫かな？

てか、私、合格じゃね？お嬢さんって言われたし。



立花「……条件全て達成。Aは合格だな」



「や、ヤッター？」



文次郎「何っ！？俺らも早く合格せねば！」



文次郎･留三郎･小平太「さぁッ！！」



乱太郎達の目の前で立ち止まると、拳を固く握り｢さぁ｣と何かを促す。

乱太郎達はキョトンとした顔で頭にハテナを浮かべる。



乱太郎「さぁって？」



きり丸「一体…」



しんベヱ「なに？」



小平太「乱太郎 、きり丸 、しんベヱ！我々を見て何か掛ける言葉があるだろ？"お"で始まる言葉だ。さっきAが言ってたように！」



乱きりしん「ん？"お"で始まる言葉？…あ！」



七松先輩の言葉に閃いた乱太郎達は、"お"で始まる言葉を知りうる限り言っていく。



文次郎「そうでは無いッ！」



乱きりしん「えっ？」

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