21 チートすぎる巾着 ページ22
??「……おい……A」
誰かが私を呼んでる?いや、気のせいだろう。
さて、夢の続きを…
??「気のせいじゃない!起きろ、A!」
叩き起された感覚が私の身体に伝わってきた。
そして、目が覚める。目が覚めたら、またあの時みたいの白い部屋にいた。
この空間にいるってことは……。
「……管理人、何の用だ?」
管理人「特に用はないけどちょっとした様子見?」
「はっ、うざ。てか、なんで私は忍たまの世界に転生せたわけ?」
管理人「んー…それは、お前が最近、忍たまにハマってたから、その世界に転生させたら喜ぶかなって。後、プロの忍者のような動きが出来るようになってるって書いてあったから…」
「それに関しては嬉しいけど、私以外にも女子の転生者が何人かいたらしいんだけど、どういうこと?」
管理人「あー、私以外にも管理者は何人かおるから、もしかしたら、他の管理者に転生されたんじゃないか?」
「そうなんだ…じゃあ、あんたが他の転生者を忍たまの世界に転生させた訳じゃないんだな?」
管理人「あぁ、私が忍たまの世界に転生させた人は風鈴が初めてだ。でも、なぜそんなに怒っている?」
「……別に」
他の転生者のせいで下級生に嫌われてるのが気に食わないって言えるわけないじゃん。
だし、それを管理人に言ったところで何も解決出来ない。ということは言っても無駄っていうこと。
管理人「……ならいいんだが…」
「私、そろそろ寝たいから話し終わっていい?」
管理人「あっ、ちょっと待って。…これを持って行きなさい」
上の穴から巾着袋らしきものが降ってきて頭に当たる。
紫色で刺繍された巾着袋を手に取った。
「なんだこれ。巾着袋?」
管理人「これをAにあげる。これはただの巾着袋じゃないぞ。ネットや電化製品、お金以外の物なら何でも出てくる巾着袋だ。食堂のおばちゃんの料理を自分の部屋出させることも可能だ。好きに使え」
「あ、ありがとうございます…?」
管理人「うむ、じゃあ、またな」
そう言って、この空間から去っていったと同時に私は夢の中へ入り、そのまま夜が明けた。
目が覚め、起きると枕の隣に巾着袋がポツンと置いてあった。
恐る恐る巾着袋を手を取る。
いや……まさかだけどさ
「…あの空間にいた時と同じ柄してる………」
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風鈴(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - こおりさん» 投稿にコメントの返信について書いてありますのでそちらを見てください。 (2023年4月2日 10時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 後、トッリプって何ですか?笑文句言う以前にちゃんと語彙を確認してください笑 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 皆さん、これトリップとか言ってますが、普通にこれは転生です。というかこの主人公死んでますよ。ちゃんとお話読んでます?笑ちゃんと見てから言ってください。 (2023年3月30日 19時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風鈴 | 作成日時:2021年8月15日 21時