私のメンタルは豆腐以上だ！

※16 〇 ページ17

潮江「お前達、遅いじゃないか」



雷蔵「先輩方がどうしてここが？」



立花「乱太郎達がこのカラクリ部屋に潜むことは普段の行動を考えれば予測がつく」



食満「ヘムヘムに頼らなくてもな！」



竹谷「それにしては、先輩方もまだ乱太郎達と転生者を捕まえていないようですけど…！？」



潮江「ヘムヘムが居るのに、遅れをとったお前たちを説教する方が先だからな」



食満「それに、始まってすぐ勝負が着いてしまっても良いのかな？」



立花「それではお前たちが可哀想・・・だろ？」



三郎「可哀想…？」



尾浜「僕達が？」



久々知「ですか…？」



結構挑発するな…。

それほど、六年生達は余裕があるってことか。



潮江「とにかく待っていてやったんだ」



食満「面白い勝負にしてくれよ？」



立花「気配は床下だ、行くぞッ！」



｢マズイッ！走って！！｣



乱きりしん「うわぁぁあーー！！」



潮江「まさか、乱太郎･きり丸･しんベヱ以外にもAまでいるとはラッキーだな」



部屋の床扉が開き光が地下を照らす三人を隠し通路の出口へ走るように促しする。

私はその場を止まり、先輩達を油断させる。



潮江「おいおい、自分から捕まえられに来るとは面白い奴だな」



「俺はそんな為に止まりません。乱太郎、きり丸、しんベヱ。今だ！」



食満「はっ！なにか来る！」



「はぁ…━━━━━━━━━━━」



先輩達に向かって、大音量の吠え声？っていうの？
(マギに出てくるモルジアナが吊るされてる女の子を助ける時に出してたアレ)を上げた。

その瞬間先輩方全員耳を塞ぐことを優先したか、足が止まっていた。

しかも、この抜け道は天井が非常に低く、六年生は身長が高いから、四つん這いで追いかけてたため、一気に体勢が崩れる。


「よし、上手くいった！」

※17 〇→←※15 〇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す