間違った行動 ページ31
A「飯田天哉。非効率的な行動は辞めなさい」
緑谷「機車さん!?」
切島「機車!!」
私は、スタスタと歩み寄る。
飯田「機車くん!君だって、止める俺たちを振り切って、森へ・・・っ!!」
A「それは分かっています。正直、私も混乱していて、冷静な判断が出来なくなっていました。申し訳ありません。しかし、私がここへ来た理由は、非効率的な行動をする貴方達のストッパーとなれるよう同行するつもりで来ました」
八百万「私も、機車さんと同じです」
飯田「八百万くん!?」
切島「八百万!」
やはり、来た。八百万百。
しかし、障子目蔵と常闇踏影は来ていないようだ。
緑谷「僕も・・・自分でもわからないんだ。手が届くと言われて・・・いてもたってもいられなくなって、助けたいと思っちゃうんだ」
1番悔しい思いをしたのは、緑谷出久かもしれない。
拐われたあと、我を失ったように叫んでいたし・・・。
緑谷出久の想いが通じたのか、飯田天哉は渋々、許してくれた。
飯田「・・・平行線か。ならば・・・俺も連れていけ」
***
飯田「暴力を振るってしまった事・・・陳謝する、ごめん・・・」
八百万「本当ですわ飯田さん、同行する理由に対し説得力が欠けてしまいます」
緑谷「大丈夫だよ、気にしてないから」
飯田「機車くんも、この前、突き飛ばしてしまって・・・」
A「気にしていません。私も気が動転していて、冷静な判断が出来ていませんでした。あの時は、飯田天哉が正しかったです」
私は飯田天哉に右手を差し出す。
A「仲直り・・・ですね」
私が照れ臭そうに笑うと、飯田天哉はガッチリと私の手を握った。
飯田「俺は・・・君たちの行動に納得いかないからこそ同行する。少しでも戦闘の可能性を匂わせれば即座に引き戻すからな・・・!言わば監視者・・・そうウォッチマン!」
轟「ウォッチマン飯田・・・」
ボソッと隣で呟いた轟焦凍の発言に、私は「ッフ!」と息を吹き出して笑う。
八百万「轟さんに機車さん!お遊びに行くのではないのですよ!これはプロの仕事、端から見ればあなた方が出張る必要性は一切ありません。しかしお気持ちがよくわかるからこその妥協案ということ、お忘れなきよう」
A「認知」
私たちは、まだ知らなかった。
これから起こる大事件を。
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こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます!これからも、絡み増やしていきますね! (2019年8月1日 23時) (レス) id: c5c8ff0caf (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - もうだめだ… お茶子とのやり取りがえみるとルールーにしか見えないよ…(*_*) (2019年7月27日 13時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月21日 22時) (レス) id: 1114e5525c (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 楽しいです!頑張れです! (2019年7月21日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 続編、おめでとうございます!引き続き楽しみにしてます! (2019年6月23日 12時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こはる | 作成日時:2019年6月23日 10時