肝試し ページ21
ピクシーボブ「腹もふくれた！皿も洗った！お次は・・・」
芦戸「肝を試す時間だー！！」
芦戸三奈が待ってましたと言わんばかりに、元気に答える。
相澤「その前に大変心苦しいが、補習連中はこれから俺と補習だ」
芦戸「ウソだろ！？！？」
瞬間、笑顔は消え、今まで見たこともない顔に。
もともとテンションの上がり下りは激しいことは認知していたが、ここまでとなると面白い。
芦戸三奈の絶望しきった顔が頭に残って、笑いが堪えれなくなる。
A「フフ・・・フフ・・・」
口を押さえて必死に笑いを堪えていたが、声が漏れてしまっていた。
麗日「Aちゃんがツボにはまっとる・・・。意外やわぁ・・・」
クラスメイトたちが目を丸くさせる中、補習組は相澤先生に捕縛されて施設の方へ。
ちなみに私も赤点だったので補習だ。
麗日「Aちゃん。補習、頑張ってね」
戻るさい、麗日お茶子にそう声をかけられて、手を振られたので、私は手を振り返した。
芦戸「あぅぅ・・・。私たちも肝試ししたかったぁ・・・」
上鳴「サルメアッキでもいい・・・。アメを下さい先生・・・！」
相澤「サルメアッキ旨いだろ」
私たちは施設に戻り、補習を始めるという時だった。
マンダレイ「皆！！！」
マンダレイからテレパスが入る。
切島「マンダレイのテレパスだ」
芦戸「これ好きー。ビクッとする」
上鳴「交信出来るわけじゃないからちょい困るよな」
相澤「静かに」
騒ぐクラスメイトたちを注意する相澤先生。
するとマンダレイのテレパスからとんでもないことが伝えられた。
マンダレイ「敵２名襲来！！他にも複数いる可能性アリ！動けるものは直ちに施設へ！！会敵しても決して交戦せず撤退を！！」
敵！？
私たちは目を見開いた。
相澤「ブラド。ここ頼んだ。俺は生徒の保護に出る」
相澤先生は全力疾走して、現場へ向かう。
どうなってるの・・・？
守備は完璧なはずじゃ・・・。
敵複数襲来って・・・・肝試ししてたクラスメイトたちは大丈夫なの！？
その時、真っ先に頭に浮かんだのは麗日お茶子だった。
麗日『Aちゃん。補習、頑張ってね』
笑顔で私に手を振っていた麗日お茶子。
直ぐ隣にいた蛙吹梅雨。
その奥にいた、三つ編みをしてくれた八百万百。
次々とクラスメイトたちの顔が思い浮かぶ。
でも、私が1番に考えていたのは・・・。
A「・・・お茶子」
麗日お茶子だった。
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こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！これからも、絡み増やしていきますね！ (2019年8月1日 23時) (
レス) id: c5c8ff0caf (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - もうだめだ… お茶子とのやり取りがえみるとルールーにしか見えないよ…(*_*) (2019年7月27日 13時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: 1114e5525c (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 楽しいです！頑張れです！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 続編、おめでとうございます！引き続き楽しみにしてます！ (2019年6月23日 12時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2019年6月23日 10時
