就寝 ページ15
男子風呂の方から声が響いて、だんだんコッチに近づいてくる。
峰田「壁とは超える為にある！！PLUSULTRA！！！」
あの声は聞き間違えるはずがない。
峰田実だ。
八百万「み、峰田さん！？」
耳郎「あいつ・・・まさか・・・」
A「自分の個性であるモギモギを利用して壁を登ってきている・・・と判断できます」
芦戸「峰田のやつ・・・！」
私たちは一斉に体を隠す。
全く、峰田実は・・・犯罪行為ですよ。
私は右手をレーザーに変え、いつでも撃てるように構える。
犯罪行為を犯そうとしているのだから、多少痛い目を見てもいいだろう。
しかし、峰田実が壁を登り終えようとした時、ヒョッコリ誰かが現れて、峰田実を片手で突き落とした。
洸太「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ」
峰田「くそガキィィィィ！！？」
と言って峰田実は落ちていく。
あれは・・・さっきの・・・。
確か名前は洸太。
どうやら私たちを守ってくれたようだ。
蛙吹「やっぱり峰田ちゃん、最低ね」
芦戸「ありがと洸太くーん！」
お礼を言うと、洸太はフラッとよろめいて、そのまま男子風呂へ落ちた。
後から聞いたが、どうやらのぼせてしまったらしい。
まぁ、温泉、結構暑かったし、しょうがないか。
入浴を済ませた後は、もう寝るだけだ。
皆で互いに寄せ合って、布団を敷く。
麗日「Aちゃん、横で一緒に寝よう」
A「可能ですが、端の方になりますよ。背中に充電器をさして寝るので」
麗日「全然、構わんよ」
そう言って布団に入る。
お互いに見つめ合って、フフッと笑い合う。
八百万「じゃあ、電気を消しますわよ」
八百万百がパチッと電気を消すと、辺りは真っ暗になった。
芦戸「皆、おやすみ！」
蛙吹「おやすみ。三奈ちゃん」
葉隠「おやすみ！」
「おやすみ」を言って、数秒立ち、私は不意に麗日お茶子の手を握ってみた。
麗日お茶子は私の方を向いて、手を握り返してくれる。
麗日「どうしたん？」
麗日お茶子が小声で話しかける。
A「なんとなく、繋いでみました」
麗日お茶子はフフッと笑う。
麗日「おやすみ。Aちゃん」
A「おやすみなさい。・・・お茶子」
そして、私は目を瞑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！これからも、絡み増やしていきますね！ (2019年8月1日 23時) (
レス) id: c5c8ff0caf (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - もうだめだ… お茶子とのやり取りがえみるとルールーにしか見えないよ…(*_*) (2019年7月27日 13時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: 1114e5525c (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 楽しいです！頑張れです！ (2019年7月21日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 続編、おめでとうございます！引き続き楽しみにしてます！ (2019年6月23日 12時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こはる | 作成日時：2019年6月23日 10時
