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シゲ「オレ…結婚。の事はわかんないけどさぁ…
あんま、急ぐ必要もないんじゃない?」
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焼き鳥をパクつきながらシゲは穏やかに話し始めた。
シゲ「まっすーとAって。何やっても離れらんないって言うかさ。2人で1つって言うか…。」
増田「…うん。」
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シゲ「なんだかんだあったけど、ここまで来たじゃん??」
増田「…うん。」
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シゲ「オレ的にさ。
正直今の増田さん。ちょっと心配なワケ。」
増田「…?」
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シゲ「あなた。こだわり屋さんだからw」
増田「…なにそれw」
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シゲ「仕事も。結婚も。どっちも完璧にやりたいって思ってない?」
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シゲは白い歯を見せて笑う。
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当たり。
ちょっとオレは焦ってる。
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仕事のことも。
結婚のことも。
どれも中途半端になりそうで
ちょっと焦ってる。
シゲ「お節介だとは思うよ。俺の結婚じゃないんだし…」
増田「…うん。」
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シゲ「やろうと思えばやれるんだろうけど…
増田さんはまだ帰国間もないし。無茶しすぎると体壊すよ」
増田「…。」
正直。
仕事忙しくて、Aとしっかり話し合ってなくて
自分でも少し苦しいかな、って思ったりする。
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きっと延期することを伝えたら
泣くだろうなー…とか。
どのタイミングがいいのかなー…とか。
考えすぎて、結局まとまんない。
でも仕事は山積みで。
責任もある。
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シゲ「体壊すと…お嬢が悲しむよw」
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今のシゲの言葉が胸に刺さって…嬉しかった。
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そうだよな。
Aが1番悲しむのは…オレがそばにいない事。
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やっぱ、ちゃんと話し合おう。
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増田「痛っ!!」
シゲ「なんちゅー顔しとんのじゃw」
増田「いきなり叩くなよw」
シゲ「増田さんてホント、お嬢の事になると弱いのねw」
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増田「いーだろ、別に…///」
シゲ「羨ましー♪」
増田「はっ?//」
シゲ「ははw」
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お酒入ってきたからなのか恥ずかしいからなのかシゲの調子が上がってきたw
そこから楽しいお酒が進み
気がつけばもうすぐ日付が変わろうとしていた。
やべw
早く帰らないと!!
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作者名:Milk-T | 作成日時:2019年10月3日 21時